岡むつみの作品一覧

「岡むつみ」の「ゼロ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • ゼロ 上

    ゼロ

    小説・文芸

    3.8
    1~2巻968円 (税込)
    アメリカ大統領襲撃の映像が匿名のグループ「Zero」によってネットに流出した。彼らは世界最大級のネット企業、フリーミーを告発するための組織で――。ドイツ発、圧倒的リアリティの社会派サスペンス。

ユーザーレビュー

  • ゼロ 上

    Posted by ブクログ

    マルク・エルスべルグ『ゼロ (上)』角川文庫。

    近未来社会派サスペンス小説の上巻。

    近未来というよりも現代最先端のIT技術に基づいたリアリティあふれる社会派サスペンス小説と言った方が正解かも知れない。

    着想は面白いが、ストーリーは今一つだろうか。

    SNSやネットの世界では個人情報の匿名性が失われ、いつ犯罪に巻き込まれるか解らない問危険な状況に陥っている。IT技術の進歩にセキュリティや法令が追い付かないのだ。個人のメールアドレスなどは絶対にネットショッピングの会社などから流出しているのだろうし、我々が使用する検索エンジンやアプリの履歴と個人情報がネット企業に商業目的で利用されているのだろう。

    家族を伴い、ゴルフ場で休日を楽しんでいたアメリカ大統領をカメラを搭載したドローンが襲撃し、その様子がリアル配信される。犯行を行ったのはアノニマスグループの『Zero(ゼロ)』で、彼らはビデオでネット社会の問題点を伝え続ける。

    デイリーの記者シンシア・ボンサントが大統領襲撃事件を取材する中、娘のヴィオラの同級生がシンシアのスマートグラスを使用したことが切っ掛けで凶悪犯により射殺される。

    事件の背後には世界最大級のネット企業『フリーミー』の存在があり、『フリーミー』はスマートグラスとアプリを介し、個人情報を収集していた。

    本体価格880円(古本100円)
    ★★★★

    0
    2022年05月05日
  • ゼロ 下

    Posted by ブクログ

    201601/上下まとめて。テーマも設定も面白かったけど、残念ながら主人公含めキャラの魅力に欠けてて、物語展開も惜しい。最初のほうは、場面転換と登場人物の多さに、誰がどこの人だっけ?ってなったけど、どんどん話が進むと、ページを捲る手も早くなって楽しんだ。私はライトなアクトアプリ欲しいけど、それでも依存しちゃうかな?

    0
    2016年02月14日
  • ゼロ 上

    Posted by ブクログ

    201601/上下まとめて。テーマも設定も面白かったけど、残念ながら主人公含めキャラの魅力に欠けてて、物語展開も惜しい。最初のほうは、場面転換と登場人物の多さに、誰がどこの人だっけ?ってなったけど、どんどん話が進むと、ページを捲る手も早くなって楽しんだ。私はライトなアクトアプリ欲しいけど、それでも依存しちゃうかな?

    0
    2016年02月14日
  • ゼロ 上

    Posted by ブクログ

    IoTが広まり全てがデジタライゼーションされ監視社会となった近未来が舞台、人工知能(スマートマシン)を活用したパーソナルアシスタントサービスが買取を含む徹底した個人情報の収集を行い、その個人をイケテル男あるいは女にプロデュースすることで若い人を中心に人気を集めている。

    一方、「データを独占する大ダコは退治しなければなりません、というのが私の意見です」をキャッチフレーズとするアニノマスのような謎のハッカー集団も組織されている。

    そこで両者を巡ってミステリーの王道、殺人事件から物語が始まる訳ですが、マイノリティレポートのように殺人事件を予測できないのはともかく、監視社会と呼ばれる前提で、事件後に直ぐに真犯人を逮捕することなく、別の人を警察が追跡するのは話を盛り上げる為とは言え、ご都合主義な印象。
    それとも監視社会にも抜け道があることを示唆しているのでしょうか?

    上・下共通のレビューです。

    0
    2016年01月10日
  • ゼロ 下

    Posted by ブクログ

    思っていたほどは面白いと思えなかった。購買履歴から体温まで、パーソナルデータをすべてインターネットに預けて、それらのデータを総合して各人が格付けされるような世界のお話。
    格付けを上げるための行動を、レコメンドするアプリケーションがあって、でもその格付けや行動の判断基準は誰が決めるべきなのか、その根本のところに主人公が疑問を持つことが物語を動かしていく。
    世界観自体は、自分はとても肯定的に捉えていて、こういう世界に早くなって欲しいと思う一方、その判断基準やデータの管理の方法を、ビジネスベースの民間企業のみには任せたくないという気持ちもあって、なんとなくそういう発想に近いものを感じた。
    テーマは面白いはずなのに、特に上巻でなかなか読み進められなくて、やっぱり訳本はあまり、と思ってしまった。
    151230

    0
    2015年12月31日

新規会員限定 70%OFFクーポン 今すぐGET