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3.0
ユーザーレビュー
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Posted by ブクログ
働き方改革については、大企業や団塊の世代の視点から書いたらその時点で負けなんだと思う。真っ向からその古いパラダイムで書かれてしまった本書は、その良い教訓となるはず。
過去僕が恐れたのは「1日平均9時間しか働けない中堅」が「唯一の正解」として大量生産されゆく実態でした。そんなもん真面目に追求したら、どのみち経験値豊富な「外来種」に食われるだけ。その核を無視してダイバーシティも何もないわけです。だから「みんながどうすべきか」ではなくて、「違和感を感じた個としてどうすべきか」が論じられるべき。日本的にはとても面白いテーマなのでもう少し掘り下げてみよう。