本書の中からお悩み相談、人生相談をいくつか紹介します。
Q 接待が憂鬱です…。接待が嫌いなのですが、好きになる方法を教えてください。
接待を勘違いしているやつが多いぜ。官官接待などのマスコミ報道で、「接待」のイメージが低下していることに原因があるぜ。接待は決して悪ではないぜ。むしろ最高のビジ
...続きを読むネスチャンスだぜ。
人脈がなければ、どんな商品であろうがサービスであろうがプロデュースできないぜ。これは、日本もアメリカも同様だぜ。つまり人脈がビジネスの基本形成しているのは、グローバルスタンダードだということだぜ。
それでは、人脈とはどうやって創造するのかが重要になるぜ。そのひとつの手段であり絶対的な決め手となるのは、接待というわけだぜ。接待をポジティブにとらえているやつほど、サクセスしているぜ。会社の金を利用しながら、お前自身を売り込み、人脈を広げる最高のチャンスが接待だぜ
A.接待はチャンスだ。
Q 仕事はお金か、やりがいか?仕事選びで悩んでます。お金をとるべきですか。やりたいことを優先させるべきですか。
仕事についてのコンセプトチョイスは重要だぜ。お前の悩みは多くのサラリーマンがもっているぜ。仕事のコンセプトを”お金”と”やりがい”の二者択一で考えてはいけないぜ。お金とやりがいを両方ゲットしなければいけないぜ。
どうも、日本人はそういうところが謙虚というか、奥ゆかしいというかバイタリティーがないぜ。NYのビジネスマンはもっとギラギラしているぜ。等身大の自分なんて言葉はないぜ。一回りもふた回りも大きく自分を演出して、ビジネスをゲットしているぜ。
いいかビジネスに遠慮はいらないぜ。NYのビジネスマンのように、ギラギラ欲しいものをゲットしていくものだぜ。まずは、”お金”か”やりがい”を選択するという甘い考えを捨て去ることからお前の本当のビジネス人生はスタートするぜ。
もしお前が他人の誰かにその質問をされた時にお前が当然のように”2つ欲しいぜ”と言えたら、お前はみんなに尊敬されるぜ。NYのビジネスマンに負けないギラギラを持とうぜ。
A.両方手に入れろ。
Q 親が田舎に帰って欲しいというんです。僕は田舎から上京し、都内の大学に通う21歳です。初めての一人暮らしを楽しんできましたが、そろそろ就職を考えなくてはなりません。両親は僕が田舎に戻って就職することを望んでいるのですが、僕にとって田舎での生活は魅力的ではありません。かといって、両親を放っておくわけにもいきません。どちらを優先するか悩みに悩んでいます。どうかよいアドバイスをお願いします。
田舎生まれの俺にはお前のことがよく理解できるぜ。アドバイスするぜ、熱いぜ!お前は東京に残るか田舎に帰るかで悩んでいるが、要するにお前がしたいことが最高の親孝行だ。
田舎に帰って親の面倒を見ること以外に、東京でお前が大成功して凱旋することも親孝行になるぜ。いいか、都会暮らしがいいから東京に残りたいという甘い気持ちで就職したって、成功などできるはずもないぜ。それならば、今すぐ田舎に帰れ!お前が心の底から親孝行を考え、死にものぐるいで成功を勝ち取ろうと思うのであれば、その気持ちを率直に両親にぶつけようぜ。絶対に理解してもらえるぜ。東京に残りたいのなら残って親孝行をすることをポジティブに考えて欲しいぜ。
高校卒業してリクルートに入社した俺は、自分にとって無理のない2万円を毎月送金することにしたぜ。最小限にとどめたからこそ10年以上つづけられたぜ。そして、俺が独立するときは、両親に夢を理解してもらってからスタートしたぜ。独立後の1年は人生最大のピンチだったぜ。思うように受注が入らず、資本金の手元資金はどんどん減少していったぜ。
そんなときも、俺は両親には順調にいっていると報告したぜ。心配をかけてはいけないぜ。そして青森県知事とビジネス対談をするまでになったぜ。両親は独立後の俺の成功を誇りに思っているぜ。しかし、俺には死にものぐるいの努力と食いしばった奥歯があるぜ。お前も奥歯で親孝行をしてほしいぜ、熱いぜ!
A.食いしばるために、奥歯はあるんだぜ!
本書には、これ以外にも様々な相談が載せられています。
このように豪快で、率直なアドバイスが書かれています。そして、どのアドバイスも妙に納得してしましました。
ぜひ一度、手にとってみてください。