ヨーグルトや塩麹に納豆……発酵食品がすごい4つのポイント
美味しくてからだによいと話題の発酵食品(塩麹、ヨーグルト、しょうゆ、味噌、漬物、納豆など)ですが、具体的にはどのような効果があるのでしょうか。メリットを知って日常的に発酵食品を取り入れましょう。
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[1]栄養価が高い
食材を
...続きを読む発酵させると、その中に含まれているたんぱく質やデンプン、糖類などを分解、合体させて新たな成分を作り出します。そのため本来の食材にはあまり含まれていない栄養素やないはずの成分も生まれ、栄養価が格段に上がります。
[2]旨みが増す
発酵によって成分を分解することで、食材そのものの味を引き出し独自の旨み成分が出ます。食材によっては分解過程で食感をやわらかくする効果もあり、肉や魚介類などと合わせて使われます。最近話題の塩麹にも見られる特徴的な効果です。
[3]保存が利く
そもそも発酵食品は、地域でとれた食材を気候や条件に合わせて保存したものが元といわれています。発酵食品には塩を使っているものが多くありますが、塩分は微生物を増やし、有害な菌を抑える働きがあるので保存性が高まります。
[4]免疫力がつく
免疫力を高めるには腸の環境を整えることが第一です。腸の中にある善玉菌が多ければ多いほどからだの調子はよくなり、免疫力が高まるのです。発酵食品はその善玉菌を増やす効果があるので、食べることで腸をはじめからだが丈夫に保たれます。
~『発酵食品を使った美味しい鍋レシピ』より
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「甘みと酸味が口に広がる塩ヨーグルトのトマトフォンデュ鍋レシピ」
とろみのついた濃厚なスープを使った華やかな鍋料理。パーティーなどのメイン料理にするのがおすすめです。甘みと酸味が口に広がります。
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■材料(4人分 ※2人分の場合は半分にする)
ウインナー 8本
タコ(足) 1本
ズッキーニ 1本
ブロッコリー 1/2個
ヤングコーン(水煮) 4本
うずらの卵(水煮) 4個
[煮汁]
角切りトマトの水煮 1缶
白ワイン 1カップ
コンソメスープの素(顆粒) 小さじ1
塩ヨーグルト 大さじ2
砂糖 大さじ1.5
玉ねぎ 1/4個
にんにく 1かけ
オリーブオイル 大さじ2
塩・こしょう 各適量
■下ごしらえ
[1]塩ヨーグルトを作る。水切りヨーグルトに塩小さじ1/2(分量外)を加え、よく混ぜる。
[2]タコはひと口大に切る。ズッキーニは1cm厚さの輪切り、ブロッコリーは小房に分け、かためにゆでておく。
[3]玉ねぎとにんにくはみじん切りにする。
■作り方
[1]鍋にオリーブオイルを入れ、にんにくを弱火で炒める。香りが立ってきたら玉ねぎを加え、中火でしんなりするまで炒める。
[2]白ワインを加えて強火にかけ、アルコールが飛んだら、残りの煮汁の材料を入れる。ひと煮立ちしたら、塩・こしょうで味を調える。
[3]具を入れ、火が通ったものから串を刺す。
☆ちょっとひと工夫
アレンジメモ:いろいろな具材やパスタでアレンジ具材はイカ、エビ、じゃがいも、にんじん、セロリ、アスパラガス、カリフラワーなどもおすすめです。スープが残っていたら、最後にショートパスタをからめて食べてもよいでしょう。
☆おすすめの食べ方
タバスコで辛みと酸味をプラススープをからめながら食べる。タバスコをかけて好みの辛みと酸味に調整するのもGOOD。
~『発酵食品を使った美味しい鍋レシピ』より