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  • リコールを起こさないソフトウェアのつくり方
    4.0
    さまざまな電子機器がソフトウェアで制御されるようになった昨今,ソフトウェアが絡んだリコールが年々増加しています。ソフトウェアは見えないだけに,何がどのようにして問題を起こしているのか簡単には解明できません。本書では大規模,複雑化したソフトウェアにどのようにして問題が入り込むのかを実例をもとに解き明かし,日本のソフトウェアプロジェクトにフィットしたマネージメント技術および,ソフトウェアの品質と開発効率向上の両立を実現するためのソフトウェアの資産化の技術を解説します。

ユーザーレビュー

  • リコールを起こさないソフトウェアのつくり方

    Posted by ブクログ

    本書は初めから終わりまでどこをピックアップしても「人」に焦点が当たっているところが特長です。

    つまり、リコールを起こすソフトウェアを作ったのは「人」であり、それは、「こういう事情から」だよとという構成になっています。 その視線は人として優しくかつ技術者として厳しいもので尊敬します。

    もちろん「ではどうしたらよいか」についても書かれてはいるのですが、それよりも原因を具体的な例を元に掘り下げて読者に示しているところに本書の価値はあると思います。

    ソフトウェアテストについての記述には全体的に気になる点が多く、ちょっと残念だったのですが、全てのソフトウェアエンジニアに読んで欲しい本です。

    0
    2012年05月01日
  • リコールを起こさないソフトウェアのつくり方

    Posted by ブクログ

    おすすめされたので、chapter2だけ少し読んでみた。
    結論、当たり前のことを、当たり前にやろうという話だったように思う。これを組織に徹底するための話が読みたかった。

    > 品質という側面から見ると、前半は不良の入り込みの防止が目的の設計努力であり、後半がテストやレビューなどによる不良の摘出努力になります。大事なのは、設計努力と不良の摘出努力のバランスなのです。

    0
    2018年11月10日
  • リコールを起こさないソフトウェアのつくり方

    Posted by ブクログ

    組み込み業界に足先を突っ込むということで、
    今までよりもクリティカルな問題に直面するんじゃないかと思い購入。

    Part1~3とAppendixという構成になっており
    1.ソフトウェアの危うさ
    2.日本的ソフトウェア開発の管理
    3.ソフトウェアの再利用性
    Appendixでは安全標準、安全規格について取り上げられている。

    意外だったのだが、本書中で一番繰り返し出てくるキーワードは「日本の開発者」だった。
    「日本の開発者」の特性としては、それなりに能力はあるが「あたたかい人間関係のやさしい一員」となってしまい、責任の徹底は下手。
    しかしそれでも小規模なソフトウェア開発を場当たり的になんとなくこ

    0
    2012年06月06日

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