台場史貞の作品一覧

都心の中古ワンルーム投資によって成功を治めた著者が、不動産投資家を始めたくても、なかなか一歩が踏み出せない人に、背中を押してくれる本。
内容はそこまで濃くはありませんが、ためになる一言がいくつか書かれており、私も背中を教えもらいました。

① 「あの時初めていればよかった」と後悔する人が本当に沢山いる。「あの時」は「今」です。
② 「会社で仕事を依頼するときは、いちばん忙しい人に頼め」→たくさん行動している人が、できる人
③ はじめの一歩が一番大変。だけど不労所得は時間がかかるから、出来るだけ早く一歩を踏み出すことが大事。
④ 「皿を割れ」→たくさん皿を洗う人は、たくさん皿を割る。失敗を恐れず...続きを読む挑戦すれば、多く成功することごできる。
⑤ やらずして分かることなど何もない！
やろうとする時点で迷いがあるなら、始めてみるしか方法はない。
⑥ 不動産投資の入り口のドアは、自動ドアではない。自分で開けて入らなければならない。

普通のサラリーマンが不動産で成功する秘訣が書かれています。

地主でない人が不動産投資をするにあたって、当然考えておかなければいけないことです。
キャッシュフローのプラスの物件を見つけ、地味にコツコツやるしかない。
そうすると、おのずと選択肢は限られてきます。

そんなにおいしい話はないということ、そして十数年後を見越してアリさんになれるかということですね。

　本書は不動産投資のマインド本で、実務的な内容はほとんどないが、一歩を踏み出すことの重要性に紙面の大部分が割かれている。
　不動産投資の本ではあるが、第一歩を踏み出すことの重要性は、仕事や趣味においても通じることだと改めて感じられた。こと投資においては、リスクを抑えて控えめながらも、一歩踏み出すべきだとしるされており、タイムイズマネーだという言葉は共感でき『金持ち父さん貧乏父さん』に通じるものを感じて説得力があった。

前半はワンルーム投資について、後半は妻を社長にして節税効果を図ることを教えてくれる本です。
いくつか参考になることがあり、勉強になりました。

① できるだけ早く始める、やらないロス（損失）の方が、やるリスクより大きい。
② 法人を作り、個人で所有していた物件をサブリースする。
③ 社会保険の加入義務を避けるため、法人から受け取る報酬は、夫が定年退職してから。

2017年35冊目
サラリーマンだけの収入ではリスクが高いと考えた著者が選択したのはワンルームマンションのオーナー。
本人は名古屋に住みながらもワンルームマンションに投資するなら東京だということで、東京のワンルームマンションに投資。
その選択方法などノウハウを伝えてくれる一冊です。