作品一覧

  • 風の名前 風の四季
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 風韻、風雅、風情、風土、風流…。古来、広く歌や詩、俳句、小説、民謡などにさまざまな形で取り入れられ、ひとつの文化を形づくってきた「風」。自然にとどまらず、その意味は、生きかたや芸の極意など幅広い。そんな風に魅せられた自称「風来坊」&「風の狩人」がつむぎだす、四季折々の"風"をめぐる日本文学散歩。記紀・万葉から現代小説まで、果てしなく広く深い「風」の世界へようこそ。

ユーザーレビュー

  • 風の名前 風の四季

    Posted by ブクログ

    日本人が風に寄せる想いは果てしがない。それは、膨大な風の名称の存在に現われている。半藤一利氏と荒川博氏が、四季の風とそれ以外に分け、風の名称を織り込んだ和歌、短歌、俳句、俗謡、民謡などを取り上げて、蘊蓄の限りを尽くす。滋味深い読書体験を必ず約束する一冊。
    私個人としては、熱い夏の日の木陰で味わうそよ風を最も愛する。残念ながら、特にこういう風は取り上げられていない。生活に密着した風の多くが挙げられている。

    0
    2022年03月07日
  • 風の名前 風の四季

    Posted by ブクログ

    風に関する解説が文学を参照しながら上手にまとめられていてユニークな書になった。著者の昭和史には全く感心しないが、本著は素晴らしい。

    0
    2017年08月08日

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