ユーザーレビュー 青にまみえる 左能典代 シルクロードで有名なトルファン郊外の火焔山や高昌国址をスタートに繰り広げられるのは、一人の女性と中国茶との不思議な出会いと係わり合いだ。 次第に展開されていく悠久の国・中国を舞台とした茶の奥深さに引き込まれていく。 敦煌のはずれ、鳴沙山で一人のインテリと出会うことで巡りあった曰くつきの「大紅袍」...続きを読むとの運命的な出会いが、主人公の牧ノ原夕子を中国茶の世界へと導いていく。 そして天からの声に導かれて彼女は美術の世界から離れ、日本で中国茶と係わる仕事を興していく、、、 そして、タイトルの意味は最後になって理解される。 Posted by ブクログ 左能典代のレビューをもっと見る