多田正幸の作品一覧
「多田正幸」の「凡人起業―「カリスマ経営者」は見習うな!―」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「多田正幸」の「凡人起業―「カリスマ経営者」は見習うな!―」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
あんな常識外れの父でも社長ができるなら、常識人の自分ならもっとうまくやれるはずだ-。
貿易商の家に生まれ、自分で事業を興すことを夢見ていた著者は、起業を失敗した果てにようやく気付く。
父が成功したのは「変人なのに」ではなく「変人だから」だったのだ、と。
大企業のサラリーマン、中小企業の経営者、中小企業のサラリーマンを経て税理士になった著者が、実体験に基づいて記す「凡人のための起業入門」。
[ 目次 ]
序章 嫌がる社員を慰安旅行に連れて行く
第1章 「独立開業本」に、必要な情報はない
第2章 必要な情報へのたどり着き方
第3章 「業界の不思議」を見極める
第4章 「経営」という
Posted by ブクログ
税理士が書いた起業に関する本。2009年。サラリーマンが起業を考えるならば、そして、妻や子供がすでにいたならば、今勤めている会社を辞めて商売を行うことは道楽である、と認識する必要があると説く。不確かな将来のために、家族にリスクを背負わせてしまうことは避けるべきであり、それが主人の役目であるとも言っている。サラリーマンから独立開業した著者の経験からすると、大企業の社長はスーパーマンのような存在であり一般の人がそのレベルに達することは難しい。また、中小企業の社長は一癖も二癖もある人が多く、行動が早い、鈍感であるなどといった特徴を多く備えているようだ。この点が、バランスの取れた一般的なサラリーマンと
Posted by ブクログ
本題も十分に面白いのですが、事務系の過信にふれたくだりも素敵です。なぜ事務系スペシャリストは現場も知らずに偉そうにしていられるか?それは「自分がプロで顧客が素人という図式で業務を行っており、なまじ“机上の学力”に優れているため、自分や顧客より能力が高いという錯覚を持っている」(p.135)からだとあります。刑事コロンボの逆のパタンのやつですよね。
読者私はどちらかといえば、製造業サラリーマンとして、現場現場の用語を嗅ぎ取って、冷たくされながらも、だんだんそこの空気になじんで行くという技術にうちこんできました。だから「相手がプロで自分が素人」という構図で情報収集をしてゆくフィールドワー