作品一覧

  • 戦後70年 保守のアジア観
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    1巻1,899円 (税込)
    日本の保守は中国、韓国、東南アジアとどのように向き合ってきたのか? 戦後70年を来年に迎える今、保守のアジア観、アジア政策の歴史を綿密に検証し、和解と反発の間を揺れ動く姿を描く。好評旧著『和解とナショナリズム』全面改稿の決定版テキスト。
  • 闘う社説 朝日新聞論説委員室 2000日の記録
    3.7
    朝日新聞の名物記者が社説作りの内幕を詳細にレポート! 『朝日』の社説はこうして作られる!――イラク戦争、靖国参拝、小泉郵政解散、安倍氏との大バトル、対『読売』・『産経』社説ウォーズ、憲法改正議論……。ニッポンを動かした言論戦のインサイド・ストーリー! ■目次より 第1章 論説主幹となって嵐の船出 「PKO」で変わる「朝日」 9.17小泉訪朝の衝撃 第2章 「千と千尋」で攻防開始 アニメが社説の見出しになった 拉致問題のインパクト 第3章 イラク戦争に反対する 読売の「勝利宣言」 「個説」という毎日新聞の試み 第4章 国旗・国家で社説の大バトルへ 「甲子園」をめぐる論戦 第5章 「靖国」で読売が変わった ナベツネさんとの共闘 第6章 小泉氏の郵政解散に苦悶 「希望社会への提言」シリーズ 第7章 安陪政権が登場した 朝日に傷跡残したNHK問題 第8章 社説21で新たな護憲提言 護憲的改憲論の台頭
  • ドキュメント 北方領土問題の内幕 ──クレムリン・東京・ワシントン
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    鳩山内閣の時に締結された日ソ共同宣言によってソ連との国交が回復し、シベリア抑留者の返還や日本の国連加盟などが実現した。しかしそれには、ソ連ばかりでなくアメリカの思惑や米ソの確執、それに何よりも自民党内の激しい権力闘争を克服しなければならなかった。同時に、「北方領土問題」はここから始まったのである。一九九〇年代以後に次々に明らかになった新資料を用いながら多くの謎を読み解き、日本外交の原型と可能性をも浮き彫りにする。

ユーザーレビュー

  • 闘う社説 朝日新聞論説委員室 2000日の記録

    Posted by ブクログ

    社説がどのように作られるのかという内幕を垣間見ることができ、興味深い内容だった。朝日新聞と読売新聞や産経新聞との国旗・国歌などを巡る論争にも触れられているが、言論による「闘い」の面白さ、重要性を感じた。
    著者のイニシアティブもあり、朝日新聞が理想主義一色から現実主義的な要素も取り込んでいく様子もよくわかった。正直、かつての理想主義一色の朝日の姿勢にはかなり違和感を持っていたが、近年の朝日新聞の主張には個人的に納得できるものも多い。その点で、慰安婦問題のでの誤報事件はあったとはいえ、右派勢力からそれこそ教条的に「半日左翼」と朝日新聞が批判されているのは気の毒にも思う。そのような批判をする人は、ち

    0
    2015年09月12日
  • 闘う社説 朝日新聞論説委員室 2000日の記録

    Posted by ブクログ

    現朝日新聞主筆が論説主幹時代に書いた、社説執筆についての内幕を書いた本。
    軍事力を肯定的に捉えた社説を書いたら、若手記者からの強硬な反対にあったというくだりが興味深かった。
    新聞社って案外一枚岩じゃないんだね。

    0
    2011年09月09日
  • 闘う社説 朝日新聞論説委員室 2000日の記録

    Posted by ブクログ

     新聞社がもっとも力を入れているページはどこか?第一面という考え方もあるが、私は社説だと思う。会社がどう考えているかを発信する箇所であり、大きな責任が伴うため、トップが必ずチェックしているからだ。
     社説は新聞社間での舌戦の舞台になることが多い。この本では筆者が朝日新聞社のデスクにいた時代の、社説の舞台裏を紹介している。
     時代背景を理解できていないため、舞台裏以前に舞台が理解できていない。自分の教養レベルでは、楽しみきれていないと思う。

    0
    2022年09月09日

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