作品一覧

  • Because I am a Girl ― わたしは女の子だから
    4.1
    1巻1,760円 (税込)
    角田光代が訳さずにはいられなかった――! 世界を代表する7人の作家が描いた 名もなき女の子たちの物語 本書は、国際NGOプランが推進するBecause I am a Girlキャンペーンの主旨に賛同した作家が、それぞれ異なる国のプランの活動地を取材し、その体験をもとに執筆して生まれた書き下ろし短編集です。執筆陣には『トレイン・スポッティング』のアーヴィン・ウェルシュや『ショコラ』のジョアン・ハリスなど世界一流の作家が参加しています。 角田光代さん自身も、プラン・ジャパンより依頼をうけて2009年と2011年に西アフリカ・マリの女性性器切除の撲滅活動や、インドの人身売買シェルターの様子を取材。そのルポは『CREA』や『日経ウーマン』など各誌に掲載されました。その経緯から、角田さんは本書のコンセプトに共感して翻訳を決意し、このたび出版に至ることになりました。 本書の印税・売上の一部は国際NGOプランに寄付され、途上国の子どもたちを支援する活動に役立てられます。

ユーザーレビュー

  • Because I am a Girl ― わたしは女の子だから

    Posted by ブクログ

    女だからって理由で、いろいろなことに縛られてる人が世界中にあちこちいることを知った。

    なんとなく知っていた部分もあったが、知らないことが多すぎた。

    エジプトのホームレスの女の子たちは夜になると施設から追い出されるとか衝撃的。

    少女と言える年齢の子が母親であり女でありとか
    いろんなことがこの世界では起きている。

    そして、その子達はこのコロナ禍の中
    もっと酷い境遇にあってるのかな?と思うと何も言えない

    0
    2021年05月11日
  • Because I am a Girl ― わたしは女の子だから

    Posted by ブクログ

    初めて、女性差別について勉強して、もっと知りたいと思った時の気持ちを思い出した。知りたくないけど、知らなくてはいけない。そして、誰かに知らせなくてはいけないという使命感。
    世界では、本当に考えられないようなことが起きていて、憤りを感じるけれど、その社会で生きていたらそれが常識で、私が辛いだろうと思う仕打ちにも疑問を持たないのだろう。
    むずむずする。女性に生まれたことの悲しさ。なぜ女は男にとって道具のような存在なのか。女の子は生まれた時から良き妻、良き母親になることを望まれるのか。私の周りを取り巻くジェンダー意識から逃げたくて、これからもきっと、女としての人生を戦い続けるのだろう。

    0
    2013年07月16日
  • Because I am a Girl ― わたしは女の子だから

    Posted by ブクログ

    誰の目も恐れず道を歩けるとき、水道からきれいな水が出てくるとき、食べ過ぎてしまったとき・・・
    毎日のふとした瞬間に彼女たちのことを考える。
    読んでいる時よりも、読後の毎日に彼女たちは一緒にいる。

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    2013年04月16日
  • Because I am a Girl ― わたしは女の子だから

    Posted by ブクログ

    開発途上国と女性問題。
    女の子ぬセックスしないようにと警告するポスターはあっても男性にむけた性的虐待に対する対策はなし。
    10代で出産、またその子も10代で出産と負の連鎖。
    今でも実際に起きている問題だと思うと悲しい。
    そしてインドの話や生理に関することがでてきた時、
    映画パッドマンを思い出した。

    0
    2019年02月13日
  • Because I am a Girl ― わたしは女の子だから

    Posted by ブクログ

    いろんな作家の視点から日本では想像できない発展途上国の女の子の話を展開。心が重くなる。が、そんな現状を知ることが第一歩だと思う。知ることができるきっかけとなる本。

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    2015年01月10日

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