作品一覧

  • 音楽という<真実>
    3.7
    1巻1,144円 (税込)
    元ゴーストライターが語る音楽への愛。 2014年2月、佐村河内守氏の「ゴーストライター」であることを告白し、日本中に衝撃を与えた作曲家、新垣隆氏は、幼少のころから天才少年と呼ばれ、日本の現代音楽界で最も期待されてきた人物だ。クラシック、現代音楽、歌謡曲、ジャズ、アニメソングなど、さまざまな音楽を愛し、自分の糧としてきた新垣氏は、騒動の後も音楽の力を信じ、音楽に救われて新たな人生をスタートした。幼少期から現在までに出会ったさまざまな音楽と恩師や音楽仲間とのエピソードを紹介し、佐村河内事件の顛末を振り返りつつ、人間を救う「音楽」の力を語る。

ユーザーレビュー

  • 音楽という<真実>

    Posted by ブクログ

    2020.02.17

    音楽を愛し愛され「音楽しか知らない」と言われた新垣さん
    この本から伝わる印象は、とても誠実な方
    だからこそ、あのゴーストライター事件が起きたのだと思う。
    真面目な方なので、思うことが多く、それがめぐりめぐって自身を苦しめていたと言う罪の告白のような本文の訴えは胸にくるものがある
    イメージチェンジをしたおっさん…佐村河内の会見ばかりが
    思い起こされるが、新垣氏の背景を知った上だとあの外見こそ茶番だ。という見方もできてしまう

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    2020年03月05日
  • 音楽という<真実>

    Posted by ブクログ

    自身全く音楽の分野については疎いが、知識の量に圧倒された。本当に心底、音楽というものが好きなんだと思う。また社会人としてビジネス感覚を一切持ち合わせなかったらこのようになるのかとも思った。本の体裁として自著の形態にはなっているが、おそらく殆どがインタビューだったのではないか。編集者としての技能が垣間見れた文体でもあった。

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    2018年08月18日
  • 音楽という<真実>

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    音楽が大好きで、ベートーヴェンに憧れて、作曲家になった新垣さん。ある日、もうひとりの『ベートーヴェン』に出会い、人生を狂わせられてしまったわけだが、うーん。新垣さんの断りきれない優しさ、弱さがゴースト生活を作ってしまったのだな、と思った。でも、会見をしたことで、重荷は軽くなったことでしょう。その後の新垣さん。これからの新垣さんに大いに期待したい。

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    2016年08月12日
  • 音楽という<真実>

    Posted by ブクログ

    あの衝撃の記者会見と一連の騒動の後に出された本。
    なんというか、自分を見つめなおしてみましたー…感たっぷりの筆致。
    文章はそこそこ読みやすいです。

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    2015年12月03日
  • 音楽という<真実>

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最近バラエティでも活躍している新垣さん。
    事件を振り返る本は果たして自著なのか、「チームライティング」なのかということが気になってしまった。
    (取材・構成担当者がクレジットされ、あとがきでも「私の話をうまくまとめてくれた」とあったのでライターさんのはたらきがだいぶ大きいのでは勝手にと推測)

    新垣さんから見た佐村河内の人物像とか当時のエピソードやそれに対するツッコミがやはり面白かった。
    新垣さんのこれまでの人生や音楽観からは、現代日本のの音楽家や作曲家がどのようにして生まれるのかという点でも面白かった。

    0
    2015年08月06日

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