柳治男の作品一覧
「柳治男」の「〈学級〉の歴史学 自明視された空間を疑う」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
「柳治男」の「〈学級〉の歴史学 自明視された空間を疑う」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
ビジネス・実用
Posted by ブクログ
副題に“自明視された空間を疑う”とあるが、まさにそんなかんじ。学校と学級は不可分のように見えるが、そうではないこと。まさに意志によらずパックツアーのように他人といっしょに押し込められるのが学級であり、ハンバーガーチェーン店のように画一化された製品(学生)を生み出す目的をもって組織されたのが学級であるのだと。自由を奪われ、画一的な知識を押し込められ、強制的に競争させられるのであるから、生徒に無理がかかるのは当たり前である。学校批判・教育批判をするさい、学級というハードウェアを見えないままに、ソフトウェアだけの議論をしてこと足りるはずがないのだと。
イギリスにおいて、大衆教育がどのようにはじま
Posted by ブクログ
「学級」がどのように成立してきたか、を教育以外の業界の事物とのアナロジーも含めつつ解説する一冊。
「学級」の原点を、モニトリアルシステム(助教法)にあるとし、それがイギリスの階級社会・宗教対立の狭間でどのように変遷していったのかを最初に解説する。
次に、日本に持ち込まれた教育制度が、日本の農村社会になじむように変化し、今の(教員への)共感を無意識に強いる(ように教員をも強いられる)学級が成立してきた経緯を解説する。
最後に学級で起こる問題を、個々の問題(例えば、被害者/加害者の心の問題)としてとらえる見方には限界がある、とし、「学級」という仕組みそのものが引き起こす問題もある、という見方で諸