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Posted by ブクログ 2014年03月30日
副題に“自明視された空間を疑う”とあるが、まさにそんなかんじ。学校と学級は不可分のように見えるが、そうではないこと。まさに意志によらずパックツアーのように他人といっしょに押し込められるのが学級であり、ハンバーガーチェーン店のように画一化された製品(学生)を生み出す目的をもって組織されたのが学級であ...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年01月08日
「学級」がどのように成立してきたか、を教育以外の業界の事物とのアナロジーも含めつつ解説する一冊。
「学級」の原点を、モニトリアルシステム(助教法)にあるとし、それがイギリスの階級社会・宗教対立の狭間でどのように変遷していったのかを最初に解説する。
次に、日本に持ち込まれた教育制度が、日本の農村社会...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年07月14日
[ 内容 ]
我々はどうして席に座って教師の話を聞いていたのか?
それは教育の普遍的システムなのか?
「崩壊」という事態は何なのか?
近代の発明品「学級」の歴史性と限界を暴き、自明視された空間で暮らす子どもと教師を救済する。
[ 目次 ]
第1章 「学級」を疑う
第2章 「クラス」の誕生と分業され...続きを読む
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