もう何年も前から学生さんの小論文対策や面接対策をしてきました
ほかにもESを見て志望動機やガクチカを見て添削したり志望ストーリーをまとめたり
対策が進んでない人は個別面接対策くらいで終わるんですが
進んでる人から集団面接やGD(グループディスカッション)について聞かれることも増えました
自分の体験だけではなかなか答えにくい(人生でGDは役所であった1回だけ)のでちょっと勉強しようと本書を手に取りました
「集団面接・GDは予想できないから対策はムリ・ムダ」
著者もおっしゃってるようにそれは大間違いやと思います
少なくとも自己紹介でガクチカや志望動機はしゃべらないといけないので短時間でしゃべれるようにまとめておくとか
個別面接に至るまでに志望ストーリーをまとめないといけないのでそれをアタマに馴染ませておくことはできます
GDでもある程度は進行を想像できるので過去問を見ながらシミュレーションすることはできます
特に本書に挙げられてたカラオケボックスで大声で音読するのはアドバイスに追加しようと思います
「組織の中でどう動けるか」
面接のときに気になるのは自分が一緒に働きたいかどうかやと思います
つまりは組織の中でどう振る舞うやろかって想像できるかやと思います
逆にいうと組織が欲しいと思う人材はどういう行動をする人か想像して
それを演じる
ことに尽きると思います
「高評価だった8人」
概ねずれてなくて良かったです(笑)
やっぱり攻撃的な人はしんどいですね
一緒に働きたいかという観点からも外れてきますし
反対意見でも周りと協調しつつ議論を進めて一つ上の次元で共通点を探す努力をしているかは見られてると思います
アウフヘーベンができるかですね
あとは司会につくならしゃべれてない人に話を振るとか
発表や書記ならアウフヘーベンを意識してうまく議論をまとめることができるかは見られると思います
まあ総じて言えるのはGDに積極的に関わろうとしているかは見られてると思います
慣れない役割でも必死にやって情熱をアピールできると大きいと思います
特に誤魔化したりウソをつくのは絶対やめるように伝えています
「三大スキル」
礼儀・マナー
外見・ビジュアル
コミュ力
たしかにこの3つは見られてると思います
見た目やファッションはこだわりもあるでしょうがTPOに合わせられるかも見られてます
選択権は面接官にあるので一世一代のこの場面でこだわりを発揮すべきかは考えた方が良いと思います
本書にもあるようにスーツと髪は目立つのでサイズ感や清潔感はマストやと思います
また集団面接・GDは自分がメインじゃない場面の方が多いです
そのときにどういう態度でいるかも見られてます
他の人が話しているときにつまらなそうにしてるのかうなづいているのかは絶対見られてると思います
あとコミュ力は言うまでもなく自己中心的に長々と話したり相手の意見を遮るのは就職試験以前に人付き合いでもNGです
あと一回一回発言者の方を向き直すのは僕もやってました
目を合わせてうなづいて聞いてる姿勢もですね
案外天然でやれてたことも多いです
「準備」
本書にあるようにA4ノートとサインペンは持って行った方が良いですね
気づきませんでした
ホワイトボードや模造紙があるとは限らないので議論のメモとして使えるか確認して使えたら一歩リードやと思います
腕時計もですね
試験中はスマホが見れないので普段腕時計を使ってないひとは忘れないようにしたいです
1時間前に到着するようにというのも盲点ですね
たしかに遅刻は即アウトなので万全を期すのは必要やと思います
「長所と自己PRは違う」
長所は性格上の強み
自己PRは仕事で活かせるスキル経験
ここは分けないといけないんですね
気をつけたいと思います
並列で説明していたように思います
こういうところでも差がつくんですね
長所と短所を話すときは
「長所+短所+フォロー」
を基本に考えるのは伝えてこれたと思います
「組織の一員として長く結果を出せる人なのか」
あとがきにありますがこれにつきます
このテーゼを逆算して何を答えたら良いかを準備していくんやと思います
僕も学生さんと話してて受験先の研究が甘いなと思うことが多いです
ただ今の若い子は優秀なので僕がURLを伝えてヒントをあげるとすぐに克服してきます
これからもたくさんの若い子の力になれたらなと思います