紫はななの作品一覧

「紫はなな」の「かまどの嫁」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • かまどの嫁 1
    3.7
    1~3巻1,320~1,540円 (税込)
    妖怪の類がまったく見えない霊力ゼロの少女・鹿の子。そんな彼女が嫁ぐことになったのは名のある陰陽師家だった――! 側室に不相応と御寝所から追い出されていきついた先は「かまど」。毎日ススだらけになりながら、神様の御饌づくり。つまみ食いに来た人の心も神様の心も、あまいあまい砂糖でほだされてゆく……。

ユーザーレビュー

  • かまどの嫁 1

    Posted by ブクログ

    発売日後、なかなかチャンスがなく手に取るまでに少し時間がかかりましたがやっと読むことが出来ました。
    陰陽五行や魑魅魍魎がニギニギ詰まっている、架空だけれどどこか懐かしさがあるような不思議の国を舞台にしたお話です。
    登場人物たちはくるくるとよく動きまわり、アニメーションを見ているかと錯覚させるよう。また内容は色彩に溢れ、話はのびのびと進んでいき、気兼ねなく楽しく次へ次へとページを進めることが出来ました。
    かまどを任されている主人公の菓子作りへの創意工夫の行く末は勿論ですが、恋愛(ばかりではありませんが)もストーリーの主軸になっているのでこの先彼女が恋を知っていく女性としてどう成長していくのかがと

    0
    2015年09月22日
  • かまどの嫁 1

    Posted by 読むコレ

    購入済み

    最初は酷い待遇に置かれた主人公がけなげでほろりとしましたが、後半に状況が少しずつ明かされていくと厄介な事情に涙でした。

    0
    2016年01月16日
  • かまどの嫁 1

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     一度栞を落としてしまい、もう一度読み返していますが、やっぱり面白いです。
     作中では、作者の紫はななさんが歴史小説を進んで読む、とおっしゃっていたように、文章にところどころ古風な言い回しが紛れています。読んでいて楽しいです。
     また、話初めに御饌の作り方があったり、登場人物がお菓子を食べた時の感想であったり、目にも楽しく頭にも楽しい、読んでいると途端に和菓子が欲しくなってしまうような、そんな作品です。何と言いますか、淡い甘さがあって文章もすっきりとして見え、お話自体がまるで、作品舞台の山の上にるような澄んだ静けさを感じます。
     和菓子が好きな方、逆に少し苦手、という方、軽い歴史恋愛小説を読み

    0
    2015年08月28日
  • かまどの嫁 1

    Posted by ブクログ

    挿し絵や表紙を手掛けてらっしゃるMinoruさんが好きで手に取ったけど、まあなんとも可愛らしくて美味しそうで!続き物であることの幸せを噛み締める次第。鹿の子ちゃんのひたむきさ、男子や妖でなくとも虜になります。一生懸命な子は本当に可愛い。素敵。早く続きが読みたい。

    0
    2015年08月15日
  • かまどの嫁 1

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    陰陽師家の側室として嫁いできた鹿の子。しかし鹿の子は妖が見えず、霊力もなし。側室に不相応と、翌日からかまどの見張り番。ひたすら菓子を作り続ける鹿の子の周りに甘いもの好きの妖したちが現れて。

    小さなお団子を結って、粗末な着物の鹿の子。
    来る日も来る日も御饌菓子を作り続けているうちに、鹿の子の周りが騒々しくなっていく。
    なんで彼女がこんな目に、と痛々しく思いつつも、ひたすらお菓子を作り続ける鹿の子をみてると、こちらまで妖の視線に。
    鹿の子のお菓子の秘密とは。

    0
    2020年05月13日

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