佐伯まおの作品一覧
「佐伯まお」の「花丸文庫お試し読みマガジン」「家元のおたわむれ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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色々試し読み出来てよかった
鈴木あみ先生の「花降楼」シリーズ、蜻蛉と綺蝶以外のお話も読んでみたいと思っていたのでよかったです。先がとっても気になるので購入しようかなと。あとバーバラ片桐先生の「君だけの独占契約」が良かったです。
遊郭が舞台の作品は色々と読んだり観てきたけど、BLジャンルでは読んだことないから気になる。挿絵のあるものは全編通してその絵柄で登場人物が動くから受けが女の子にしか見えないのが残念。
Posted by ブクログ
仕事を辞め、ネットオークションで商売をしながら日々の生活をしのぐ康平が、思いつきで出品したのは、ヒーロー人形。小学生のころ、当時の友人に借りたまま、その友人が転校してしまい、返すことのできなかった品だった。
ところがその人形に、100万円という高額の値がついた。
直接の手渡しを要求され、普段なら、郵送でやり取りするため、断る康平だったが、こんなぼろぼろの人形を100万円で落札した物好きを見てみたさに、待ち合わせ場所に出向くことに……。
ところがそこに現れたのは、特撮番組出身で人気絶頂の美形俳優、芳添純だった。さらに食事に誘われた康平は、「サインをもらえたら……」なんてちょっとした下心をいだきつつ夢のようなひとときを過ごす。ところが、帰りの車中でいきなり純に康平はキスをされてしまう!!
驚きながらもときめいてしまった康平は、その衝撃からかうっかり車中にせっかくもらった100万円を置き忘れてしまう。
翌日、改めてお詫びのメールと「手渡しをしたい」という言葉に一度は断るものの、零細ネット商人の康平は、タダメシの誘惑に勝てずその誘いにのってしまう。
そこで、実は遠い過去に康平にその人形を貸したのは、目の前にいる芳添だと告げられて……
まぁ、やや康平が簡単に転び過ぎな感もありますが。
貧乏で一人さびしくきゅうきゅうとして、日々の生活を送ってた時に、目の前に王子様が現れて甘い言葉とおいしいお菓子をくれたらころっといっちゃうのはわからないでもないから、あんまりとやかく言わないでおこう。
二人には大切な過去の思い出があることだし。
どっちかというと、芳添にとって大事なのはこれからだと思うけど、なんだか康平って一度手なずけられたらなかなか靡かなさそうな忠犬っぽいので大丈夫かな気もします。
この本にはそれとはもう一つ、まったく違う舞台のお話が一つ。
こちらは触ることから始まった愛の話。
なんか、ゆったりと流されていくような真綿で包まれる様な始まりなのかなー……。
二つとも、という気はします。
Posted by ブクログ
井出千尋は平凡な高校生。
ある日、病床の祖父から古い竹筒を渡され、「後継者」に指名される。ついに祖父が「ボケた」と思った千尋は、祖父のために竹筒を受け取る。
その翌日、祖父は亡くなってしまう。
祖父の葬儀が全て終わった後、千尋は貰った竹筒の中身を確かめようと、竹筒を開けてみた。すると、現れたのは、人語を話す狐。千尋は驚くものの祖父がボケてなかったとわかり、一安心。どうやら、祖父は竹筒にひそむ霊獣・管狐を使役する「飯綱使い」だったのだ。
そして、管狐は、人の姿にも変わることができるらしく、管狐の人間の姿は、なんと和服姿の絶世の美青年! 忠実なしもべとして常にそばに控え、「なんでも命令を」と言う管狐。そんな管狐に、千尋はつい「憧れの先輩との恋を実らせてほしい」と頼んでしまうけど……
千尋には、モーグルで世界ジュニアないとこがいて、そのいとこは千尋の憧れの先輩にもとっても積極的で、いつもそのいとこと自分を比べて、すごーくコンプレックスになっちゃってて……というのも裏に一つあるんですよね。
それで、先輩との恋を実らせてほしいって願ったものの、行為の最中に管狐が「千尋様」って言っちゃって、結局は先輩の抜け殻を管狐が操ってるだけというのがわかって、千尋は管狐に気持ちを移す……という話だったんですが。
その千尋の心変わりが、かなり唐突すぎてよくわからなんですよ。結局、管狐が千尋のことを好きだから、好きになったの?? と、聞きたくなってしまいます。
BLとしては、自分の意志で「好きになった」というのを求めてしまいたくなりますが。
ちょっと、ところどころ心理描写が荒いかな……というところがちらほら。
そのあたりをもうちょっと丁寧に書いてくれると、もう少し評価が上がったかなぁ……と、思います。