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少年・青年マンガ
爆笑しちゃいます。
昔Twitterでよく読んでいて主人公達のその後が読みたくて購入。
大学生になっても相変わずだなーと思いました。
他の人から見たら無口でクールな戸田くんが妄想の中はとても面白くておもいだしては笑ってしまいます。
買って損はないです。
Posted by ブクログ
それなりの数のラブコメを読んで、そこそこの耐性は身に付けている、と思っていた己が恥ずかしくなった
『塩田先生と雨井ちゃん』や『僕と君の大切な話』などで心を鍛えているんだから、大抵のラブコメにはKOされまい、それは自信でなく、いつしか、過信になっていたようだ
(1)、(2)も相当に良いラブコメだったが、この(3)は急にレベルが高くなった
まさか、こんな心を掻き毟られるとは予想外だった
他人の心が見える、聞こえる、って能力は日常じゃ、何の役にも立たない、特に恋愛方面では苦しくなってしまうだけ
作品の質こそ、まだ及ばないかも知れないが、人の心が読めてしまう能力者の孤独感を浮き彫りにしている点では、もしかすると、『高台家の人々』に負けてない
高台兄妹らも、確かに自分のチカラに悩んでいた。けど、彼らは1人じゃなく、その辛さを理解してくる相手もいた
けれども、この『妄想テレパシー』のヒロイン・中野彩子には、同系統の能力者がいない。人の心が読めてしまうってコトは、親友(半歩手前)のマナは知っている。けど、知っているだけで、その辛さは分からない
人の心の痛みは他人には理解できないもんにしろ、誰かの心が読めても、相手が望んだとおりの行動が出来ず、そのままに振る舞える自分になれない苦しさに同調してもらえないのは、相当にキツいと思う
彩子が独りで勝手に悩んで、誰かにSOSを発信できないって素直じゃないトコも、事態が好転しない原因となっているにしろ、やっぱ、この能力はそう簡単にバラせないよなぁ
改めて言う事でもないだろうが、NOBEL先生、実力がある
そう感じるトコは多いが、特に唸ったのは、隼人が彩子に惚れた時の出来事が明らかになったくだりだ
人によっちゃ、散々、期待させてコレか、とガッカリした人もいるだろう
正直、私も肩透かしを食らった感はあった。けど、じっくり読み返し、考えてみると、人が誰かを好きになるのは理屈でなく、そのキッカケも、周囲からすれば「普通」でも、本人にとっちゃ「特別」である。そういう、オリジナリティさを全力で押し出してきたNOBEL先生は、ラブコメの名手と言っても良いだろう
互いに自分の思っている事、言いたい事、伝えたい事を言葉と表情にできない彩子と隼人
動きたいのに動けない時ほど、想定外の事が起こるのは世の常
清水に告白されてしまった彩子、清水に先に告白されてしまった隼人
彩子もそうだが、隼人に関しちゃ、減点もんだな
とっくに乗りたい風に乗り遅れたマヌケだってのに、ライバルに先手を打たれたにも関わらず、つまんない引け目でビビりすぎだ
彩子は彩子で、自分の能力に振り回され過ぎで、その上、バレた時の想像を最悪のモノに飛躍させ過ぎだ
そら、クラス全員に知られりゃマズいだろうが、自分にここまで惚れてくれているのが視えて、聴こえ、感じ取れている隼人を見縊っているのはいただけないな
確かに、隼人は肝心なトコで動けなくなっている臆病者かも知れないが、惚れた女が人の心が見えちゃうくらいで、途端に好感を放り捨てるようなクズではない
これまでのエロい妄想を見られていた事に、穴へ飛び込みたくなるほどの衝動には駆られるだろうけど、とことん落ち込んだら、すぐに回復して、今まで通り、いや、これまで以上に心の声でストレートに、彩子への「大好き」をぶつけてくるだろう
一ファンとしちゃ、戸田隼人はカッコいい男だ、と信じたいのだ
果たして、彩子は小さくてもいいから、容易には砕けぬ勇気を心の海から掬い上げられるのか、そして、隼人の恋心にちゃんと、真摯に向き合ってやれるのか、これからの展開が楽しみだ
個人的にゃ、次巻は晃とあさみの出番が増えて欲しいな、と期待している。メインの二人の進展も大事だが、この二人も、もうちょい、焦点が当たっても良いと思うんだよなぁ
あと、紅葉ちゃんの出番も増えていれば、言う事なし。隼人は、自分の事を棚上げして、妹の恋愛にゃ口を挿んできそうだよなぁ
この台詞を引用に選んだのは、失礼かも知れんが、初めて、マナはイイ女になれそうだな、と思ったので。心が読めようが、読めまいが、本気の失恋は女の子の心に傷を刻む。それでも、イイ女ってのは、その傷の痛みを無理に忘れたりせず、しっかりと向き合って、自分の気持ちに整理をつけるもんだ。恋心と友情、どちらか一方ではなく、どっちも自分の心が覚える喜びだと受け止めたマナは、月並みな言い方だが、この敗北を次の試合に活かせるだろう
Posted by ブクログ
待った甲斐があった、と嬉しくなれる
やっぱり、NOBEL先生、実力あるよなぁ
単なる超能力コメディじゃなくて、人の心を読めるコトが楽しいだけじゃないってコトを、青春ドラマの中で表現しているトコはさすが
先巻のラストで、マナに意を決し、自分の異能を明かした中野さん
一体、どうなるのか、とハラハラしていたが、マナが良くも悪くも単純な思考だったからか、女の友情が成立した
ありがち展開と言われそうだが、一読み手としては、変にギスギスかつドロドロした流れになるよりはありがたい
心の声が見えちゃう点はともかく、現実じゃ、そう簡単にはいかないので、漫画の中くらいは、と思ってしまう
笑いどころをたっぷりと盛り込みつつ、ストーリーの基本はマジメなので、しっかり頭に入ってくる
また、中野さんにホの字となった、後輩キャラの登場させたタイミングが上手い。やっぱ、恋愛漫画には、ライバルとヒロインを取り合う展開が必要だ。まぁ、取り合うっつーても、中野さんは、まだ、誰の彼女もないんだけど
戸田の百面相っぷりにも、好感が持てた。鉄面皮、無感情と揶揄されちゃいるが、彼だって血の通った男子高校生。好きな娘の反応でテンションは烈しく上がり下がりするし、エロい妄想だって宇宙なんて目じゃないくらい広がっている。そして、一人で負うには重すぎる責任に苦しみ、それを表に出せない、ごくごく普通の青いガキだ
人の心が見えてしまう中野さんからしたら、こんな彼から100%以上の恋愛感情を向けられりゃ、戸惑うのも当然だが、少しずつ、彼を知っていく中で、ちょっとだけキモチに変化が生まれ出したようだ
何故、戸田が中野さんに惚れたのか、それが次巻で明かされる?
この台詞を引用に選んだのは、この『妄想テレパシー』と中野さんの個性を、よく表現してるな、と感じたので。人が他人の心を読む能力に目覚めないのは、もしかすると、人の心を読めてしまう方が、逆に共感性を失い、誰かに優しいコトバをかけられないからかもな