三木有の作品一覧
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ユーザーレビュー
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面白かった
一冊にキレイにまとまっていて、とても面白かった。続きを見たいとも思いますが、これはこれで完成していて良いのかもしれない。
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文句なしでイイ!!
椎橋寛先生の『東京季語譚訪』は、もう、漫画家としてのキャリアが色濃く出ちゃっていて、さすがに勝てないので、あえて外せば、間違いなく、GIGAに掲載されていた連載作品の中では、私はぶっちぎりで好き
もちろん、他の連載や読み切りも面白かった。けど、やっぱ、漫画読みとして自分の「好き」
...続きを読むは偽れない
上で椎橋先生と地力が違い過ぎると書きはしたが、潜在能力で言えば、三木先生は高いし、今後、椎橋先生がいるエリアに上ってくる可能性はある。まあ、椎橋先生はヒット作を出したくらいで慢心する性質ではないので、三木先生が到着したら、次のエリアに続いている階段もしくは橋の半ばまで進んでいる可能性はある
『ぎなた式』の感想を書いていたはずなのに、何故か、椎橋先生を褒めてる?
では、気を取り直して、感想を
表紙を見れば察せる通り、「薙刀」って武道かつ競技に、高校時代、いわば、青春を懸け、汗の一滴も出なくなるほど、本気の努力を積む、熱血スポーツ系の少年漫画である
KAITO先生の『クロス・マネジ』が琴線に触れる漫画読みなら、私がこの『ぎなた式』を推したくなるキモチに同意してくれるのではないか
マイナーなスポーツだから物珍しさから生じる面白さがある訳じゃない
こんな観戦していて胸が熱くなる競技の、理屈じゃ語れない凄さを、世の多くの人が知らないのは悔しい、って描き手の想いがガッツリと読み手に響いてくる
この『ぎなた式』にも、三木先生の「薙刀」って競技に対する“大好き”が詰まっており、それを、どうにか漫画で表現して、良さを伝えたいって足掻きが見える、一p一コマに
『改造人間ロギィ』で感じた、三木先生の良さを残しつつも、新たな良さも見せてくれた
単巻で終わるのはもったいない、と思う一方で、見事に一巻に話を纏めているな、と賞賛したくなる
ここが魅力と挙げたい要素は多いけど、やはり、主人公・月嵩の薙刀に対するハマリっぷりはデカい
本気になれるモノに出会った時、人間ってのは、こうも輝いて見えるものか
この巻だけで十分に堪能した、と言ったら嘘になる
ぜひ、週刊少年ジャンプ、集英社さんには、三木先生にチャンスをあげて欲しい・・・・・・いや、極端な意見を言えば、三木先生の作品が読めるなら、集英社の漫画誌にこだわる必要もない。先生が描きたいモノを描かせてくれる漫画誌が獲得に動いてくれる事を、一ファンとして祈るのみなのが口惜しい
やはり、一番にハートを揺さぶられたのは、最終話「男の子がなぎなたを持って」だった。生涯のライバルが、最初の真剣勝負を繰り広げる、そこにブワッと来なかったら、少しもったいない
全力を出し、一つの事に本気になるのはカッコ悪くない。まだ、何一つ極めてない私が偉そうに言えた立場じゃないけど、適当に青春を浪費している子供が、学業やスポーツに一心不乱に取り組んでいる姿を嘲ったり、邪魔したりするのは、ホント、腹が立つ。人間強度を、わざわざ、自分で低くして、何が面白いんだろう?
この台詞を引用に選んだのは、「やるなぁ」と感心してしまったので。挑発、煽りは褒められる行為じゃない。ただし、相手のマジを引き出すために、あえて、逆鱗に触れ、地雷を踏む果敢さは正しい評価を受けるべき。男たるもの、ライバルの心に火を点ける術を持っておかねばな
Posted by ブクログ
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私自身は、世辞でも何でもなく、本当にこの『改造人間ロギィ』は面白い漫画だ、と思う
だから、2巻で半ば打ち切りみたいな形で終わってしまっているのは、三木先生の才覚に期待を寄せていた一人としては、実に残念だ
改めて、週刊少年ジャンプで生き残るのは大変なんだな、と感じた
この作品自体の質は悪くない。ただ、
...続きを読む同時期に連載されていた他作品の面白さが上回って、読者からの票を集められなかったんだろうな
掲載時期が違ったら、異なる結果になっていたのでは、と思わずにいられない
何せ、ここまで悪人顔なのに加え、性格も結構、苛烈な主人公は少年漫画のそれとしては珍しく、読み手にインパクトを与えるには充分だった
加えて、幼い頃に大切な人と交わした一つの約束を守るべく、人助けを基本とした、ロギィの優しさを醸す、アクション多めのストーリーは読み応えがあった
顔も口も悪い、けど、戦う力を持てない者からのSOSは決して無視をせず、歪んだ力の揮い方をして哀しみを増やす、強いけど強くない者に、自分が傷付く事も厭わず、立ち向かっていくロギィの生き方には好感が持てる
また、追跡屋かつ(半強制的に組む羽目になった)相棒のドグや、彼に引き取られた(・・・ロギィに押し付けられた?)チビ、トリオとしてのバランスも良い。彼らと目的を同じとしつつも、立ち位置の差から反目する秘密警察組織の構成員らのキャラも結構、立っている
三木先生の、最終回に読み切りに登場させた敵役をしれっと登場させる、不届きっぷりも私的には好きだ
ホント、十分なボリュームになる前に終わってしまったのが残念でしょうがない
先に掲載時期が不運だった、と書いたが、もしかすると、週刊少年ジャンプ向きの作品ではなかったのかもしれないな。これも上記したが、少年漫画として、悪人顔の主人公ってのは受けが良くなかったのか?
それらを鑑みると、三木先生の漫画家としての才能は、少年誌じゃなくて青年誌でこそ活きるタイプなのでは。なので、そう感じる私としては、次回作、YJで連載してくれないかな、と期待している。ジャンルは同じでも構わないが、学園モノも相性がいいんじゃないかな、と勝手に思ってる。教師らしくない教師が、問題児らを助けてやっていく、まぁ、『GTO』に近い話を読んでみたい
この台詞を引用に選んだのは、さすがにまだ拙くはあるが、三木先生らしさを、特に読み手に感じさせる言葉だったので。自分のやり方、自分の存在が、決して人に褒められないモノであるのは、誰でもない自分が一番に知っている。けど、ろくでもない奴らの所為で、ろくでもない目に遭っている大切な人がいて、何が何でも助けてやらなきゃならないって思った時、ろくでもある方法じゃ解決できない、と思ったら、人は自分のやり方を、笑われようが蔑まれようが否定されようが、貫くしかないんじゃないか、そんな事をロギィのこの独り言から思った
Posted by ブクログ
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黒バス
せめて月間で読みたかった。それくらい楽しみ。黒バス
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ジャンプNEXT
このジャンプnextは連載やコミックスされてない作品が多くて、読みやすいし、何より、面白いものがたくさんあります。
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