作品一覧

  • 職業は武装解除

    小説・文芸

    4.5
    1巻792円 (税込)
    「世界が尊敬する日本人25人」(2011年・Newsweek日本版)、 「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2012」(2011年・日経WOMAN)、 「International Leaders Programme」(2015年・イギリス政府)に選出。 2015年、「戦後70年談話」の有識者懇談会メンバーに 最年少で抜擢された注目の著者による自伝的エッセー。 「壊れた社会」を立て直す、それが私の仕事――。 17歳のときに見た写真が、平凡な少女の運命を変えた。 「武装解除」のプロとして、24歳で国連ボランティアに抜擢、 30代で各界の注目を集めるに至るまで、 いくつもの組織を渡り歩いてきた著者が、その半生をつづる。 「グローバル化で世界の垣根はますます流動的になっている。世界の問題を知り、その解決の担い手となることが、日本の身近な平和にもつながる。そのためには、海外情勢について知る機会を増やし、紛争がもたらす現実を認識すること、平和構築の担い手を増やすことだ。日本は世界の平和に多額の資金提供をしているのに対し、実務的な専門家や団体が少ないし、個人の支援や参加も限られている。必然的に具体的な政策提言やロビイングも弱くなりがちだ。窓口が政府しかないと、そこでうまくいかなかった時に行き詰まってしまう。個人と行政の間にある距離を埋める役割として、NPOももっと力を発揮していけるし、そのためにこれからも自らの役割を果たしていきたい」(本文より) 「私は同じ日本にこういう人がいることを誇らしく思っているし、日本からそうした若者が一人でも多く現れてほしいと願っている。本書は、そのための貴重な道しるべとなるだろう」 文庫版に解説を寄せた作家・石井光太氏も絶賛。
  • ノンフィクション 戦争は終わらない? 武装解除・紛争予防の現場から

    小説・文芸

    5.0
    1巻1,650円 (税込)
    中東・アフリカで四半世紀にわたって活動を続ける瀬谷ルミ子さんによる、初の児童向け読み物。武装解除、難民の退避支援、そして紛争予防まで。「いのる平和」から「つくる平和」に向けて、戦争と平和を具体的に考え始めるためのノンフィクション。

ユーザーレビュー

  • ノンフィクション 戦争は終わらない? 武装解除・紛争予防の現場から

    Posted by ブクログ

    瀬谷ルミ子さんの本を読むのは二冊目。前半は児童向けに『職業は武装解除』の内容と同じで、なぜこの仕事を選んだのか、武装解除とはどのような仕事なのかを説明しています。

    前著では、祈るだけではなく、行動して平和を築く重要性を説いていたのだけど、どうやって平和を作るのか?また、紛争を予防する方法は?
    その具体的な方法や考え方を知りたいと思っていたところだった。
    本書のなかで私が知りたかった、平和をいかにして作るかが具体的に書かれており、人を変える、仕組みを変える、社会を変えるという段階をふみ、時間をかけて実践する様子がよく理解できた。この方法は紛争地だけではなく、いわゆる荒れた地域や、荒れた学校とい

    0
    2026年08月28日
  • 職業は武装解除

    Posted by ブクログ

    とても学びの多かった本。実は今後、この本の一部を教室で取り上げるのだが、引用箇所はそんなに面白いと思わなかった。一冊読めば印象が変わる。知らないこと、想像もしたことがないことがたくさんあり、問題解決のために、どのように立ち振る舞うかを伝えてくれる。エッセイなのでさらりと読めるが、何度か読み返して自分のものにしたい言葉に溢れていた。
    こうしたいと思った時、それを貫き通す姿勢、本当に尊敬する。

    文庫本後書きの、日本人は実務的な平和活動に対する知識や、コミュニケーション能力(誰かと仲良くなるというのではなく、対立する相手に対して交渉して自分の意思を伝える能力)が不足しているという指摘は、すごく頭に

    0
    2026年08月18日
  • 職業は武装解除

    Posted by ブクログ

    10年以上前の書であり、戦争という面では世界情勢は当初より良くない方に傾いている。が、しかし本書内容は色褪せていない。
    戦後の兵士たちの武装解除、親族•家財•職を失った市民達の自立、これら無くしては本当の平和は訪れない。この戦後処理には他国の支援が必要である。しかし支援は過剰になってはならない、あくまでも現地の市民が自発的に自立してくように誘導しなくてはならない。この作業は危険かつ頃合いが難しいので、著者のような実地経験豊富なプロフェッショナルが必要である。なんと言っても驚かされるのは、著者が戦争やテロのないこの国の人日本人であることである。

    高野秀行さんの作品をよく読むが、彼が危険な国、例

    0
    2026年08月13日
  • 職業は武装解除

    Posted by ブクログ

    息子が学校で読書感想を書く課題になった本で、家にあったので手に取って読み始めた。

    武装解除という職業を見つけるまでのエピソードのなかで「自由に行動する権利」というとこを、高校生の時に気付いた作者に驚かされ、そこからの熱意と努力、行動力は尊敬できる。
    自分の知らないところで多くの紛争があり、理不尽な殺戮が繰り返されている。読み進めるにつれて、平和ボケしている典型的な日本人である私は恥ずかしくなった。
    日本では憲法改正が議論となっているが、同時に世界平和も考えていかなければならない。作者が投げかけている日本に何が出来るのか考えていかなければならない。
    この本は、そんな日本に一石を投じている。

    0
    2026年02月22日
  • 職業は武装解除

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    日本にこんな人いたんだな。実際に行っていることもすごいのだが、それを勢いとか気持ちだけでなく、知識を得て経験にして行動していることがすごい。そして、ここには私生活については書かれていないが、二児の母であることにも驚く。
    日本だからできることがたくさんあるということ、もっと知られても良い気がする。

    0
    2025年12月07日

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