作品一覧 1~1件目 / 1件<<<1・・・・・・・・・>>> 評価高い順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 ぼくと英語とニワトリと 3.0 小説 / 国内小説 1巻1,300円 (税込) 養鶏を営む近郊農家のひとり息子・洋介が、町の中学校に入学して、新しい生活に戸惑い悩みなから成長していく姿を、生活感あふれる描写で追った青春ストーリー。洋介は、中学になって、勉強ことに英語ができない自分に焦りを感じる。授業についていけないだけではなく、毎日の学校生活の中でことあるごとに、小学生の頃には感じなかったサラリーマン家庭との生活感の違いも痛切に感じていた。そんな落ちこぼれかけた洋介を見かねて、クラスメイトの智子が「英語を教えてあげる」と手をさしのべてくれる。半信半疑のまま始めた英語の特訓だったが、智子のおかげでなんとか英語は克服できた。しかしその一方で、農家としてどう生き残っていったらいいか……という難問をも、両親と共に考えざるを得ない現実が洋介にのしかかっていた。現代の農業の問題や、中学生の勉強の悩み、いじめ、恋などをうきぼりにした作者渾身の感動作。 試し読み フォロー 1~1件目 / 1件<<<1・・・・・・・・・>>> 宮根宏明の詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> ぼくと英語とニワトリと 小説 / 国内小説 3.0 (2) カート 試し読み Posted by ブクログ 僕がよく書くことだけど、中学生向けのこういう小説って、出来がいいのが多いんだよね。 本書もよくできている。終わり方もなんかいいしね。 しかしあんな女の子、願望の中にしかいないよなあと思うが、まあ小説だし。 0 2015年08月29日 ぼくと英語とニワトリと 小説 / 国内小説 3.0 (2) カート 試し読み Posted by ブクログ 勉強と友情と、恋とも言えないような女の子との関わりあい。そんなごく普通の日常に、養鶏農家に生まれた苦労というエッセンスを、見事に織り交ぜてきたな、と。 飛び抜けてカッコイイ主人公でもないのに、不思議とヒーロー感がある。 物語も、一見淡々としているようで、読んでいくと、じわじわと隠れた闘志みたいな熱いものが伝わってくる。 中学生って、確かにいろいろごったがえしてるよなー。 この本を読み終わって感じる余韻というか、余白みたいな部分は、そのまんま中学生たちが持ってる可能性なんじゃないか、という気がした。 0 2011年05月11日