林民夫の作品一覧

「林民夫」の「」「」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 夫婦フーフー日記
    5.0
    1巻517円 (税込)
    実話から生まれたまさかの!泣けるコメディ。 作家志望のダンナ・コウタは、本好きなヨメ・ユーコと出会って十七年目にしてついに結婚。直後、妊娠とがんが発覚し、幸せな新婚生活は闘病生活へと様変わる。ヨメの病状をブログで報告し続けるダンナだったが、入籍から493日後、彼女は亡くなった。  悲しみに暮れる一方で、闘病ブログ出版の話が進み、ダンナは念願の本の出版ができると意気込む。しかし、そこへ死んだはずのヨメが現れた。  これは、幻影なのか。現実なのか――。やがて、お互い生きている間には伝えられなかった、それぞれの思いがあふれ出していく。  巻末には、監督と原作者の対談を収録した。
  • 糸

    3.8
    1巻606円 (税込)
    北海道で生まれ育った高橋漣は、花火大会で出会った園田葵に一目惚れ。彼女が義父から虐待されていることを知るが、まだ中学生の漣には何もできなかった。それから八年。漣は地元のチーズ工房で働き、葵は東京にいた。 遠い空の下、互いを思いながらも、すれ違いと別れを繰り返す二人。それぞれの人生を歩んできた男女が、再び巡り逢うまでの物語。
  • 糸 1巻

    -
    1巻638円 (税込)
    平成元年生まれの中学生・高橋 漣は、友人と出かけた花火大会で園田 葵と出会う。自転車で転んだ漣に、絆創膏を差し出してくれた葵。二人は放課後のわずかな時間を過ごすうちに、強く惹かれ合っていくが、葵は突然姿を消した。いつもどこか傷を負っていた葵の異変に気づけなかったことを後悔する漣は、葵の友人・弓からのわずかな情報をもとに、葵を探しにゆく──。中島みゆきの名曲「糸」をモチーフに紡がれる、北海道・美瑛で始まる“出逢い”の物語。
  • ラーゲリより愛を込めて
    4.7
    二宮和也主演映画『ラーゲリより愛を込めて』(2022年12月9日公開)、究極の愛を描く感動巨編映画、その見どころを余すところなく伝えるノベライズ版。 原作は講談社ノンフィクション賞・大宅壮一ノンフィクション賞をダブル受賞した『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』(辺見じゅん・著)。 第二次世界大戦で劣悪な環境のシベリア強制収容所に、捕虜として抑留された山本幡男一等兵。 妻やまだ幼い4人の子供とは離れ離れになったまま、消息もつかめない。 栄養失調や過酷な労働作業で命を落とす者、自ら命を断つ者が出るなか、 常に帰国する日を待ち、人間としての尊厳、生きる希望を持ち続けた山本。 絶望の状況において、収容所のひとすじの希望の光でありつづけた山本幡男を二宮和也が、 夫の帰国を心から信じ11年間待ちつづけた妻モジミを北川景子が演じる。 メガホンをとるのは『8年越しの花嫁 奇跡の実話』『64―ロクヨン― 前編/後編』の 瀬々敬久監督、脚本は『永遠の0』『糸』の林民夫。 涙なくしては読み進めることができない、驚きと感動で心が震わされる、究極の愛の実話。
  • 小説 チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話
    5.0
    1巻726円 (税込)
    あなたには、かなえたい夢がありますか?―― 「笑われたって、あたしらできっこないことやってやるし!」 高一のひかりは、サッカー部の孝介を応援するためだけにチアダンス部に入部する。 かわいい格好で、おどって恋する高校生活が始まるでの!と思いきや、待ちうけてたのは鬼教師・早乙女。 前髪禁止・オシャレ禁止・恋愛禁止で、めざすは、せ…世界!? やがて結ばれる、生徒たちと教師の夢の絆。 福井商業高校のチアリーダー部が全米優勝した、奇跡の実話から生まれた感動物語! ★★★★ ダンスの才能0で、笑顔だけがとりえのあたし。 都会からやってきた、優等生キャラ・彩乃。 クール&無表情すぎる一匹狼の唯。 バレエ経験ありなのを鼻にかけてる麗華。 オタク女子あゆみと、自分に自信のない多恵子。 ――このあたしらで、福井から世界をめざす?? 【映画にもなった、奇跡の感動物語】

ユーザーレビュー

  • ラーゲリより愛を込めて

    Posted by ブクログ

    とても良かった。
    映画は見ていなかったので、展開が分からないまま読めた。
    シベリア抑留、我々の世代から見れば過去だが、紡いでいかなければいけない真実なのだろう。
    この話は泣けました。
    電車の中で読んだので、涙をこらえて心で泣きました。
    山本幡男、すごい人物です。
    同じことはできないけど、せめて毎日頑張って仕事して、家族と笑い合って、大切な日々を過ごしたいと思った。

    0
    2025年11月17日
  • ラーゲリより愛を込めて

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    実話をもとにしたシベリア抑留のお話。
    いつ日本に帰れるかわからない。
    雀の涙しか与えられない食事。
    過酷な労働環境。 
    逃げ出そうものなら即射殺。
    先の見えない壮絶な環境で、それでも希望を手放さず周りを鼓舞し続ける主人公の山本。
    心が荒んだ兵士たちが山本の言葉や行動に突き動かされ、強くたくましくなっていくのが印象的。
    日本で4人の幼い子供とともに山本の帰りを待ち続ける妻モジミも、希望を捨てず強かに生活している姿に胸打たれた。
    最後、このたくましい夫婦に待ち受けるのは切ない別れ。
    あまりに残酷だと涙せずにはいられなかったが、同時に戦争の恐ろしさをひしひしと感じた。

    0
    2025年11月05日
  • ラーゲリより愛を込めて

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ソ連という国やソ連兵、自分を裏切った者を憎むでもなく、ひたすら家族と再会できることを信じて、人間らしく生きた山本幡夫さんに頭が下がる思いでした。
    今の日本は、戦時中に命を落とした人達が願っていたような国になっているのか?自分は今の平和な生活を享受しているにもかかわらず、真っ当な人間として生きているのか?と色々なことが頭をよぎり、その度に考えさせられました。
    残念ながら国家というものが存在する限り、国同士の戦争はなくならないと思う。
    だけれども、人が人として在り続ける限り、他者への敬いを忘れず、また他者の生や自由を冒涜してはいけないと改めて思いました。

    0
    2025年10月30日
  • ラーゲリより愛を込めて

    Posted by ブクログ

    戦後にロシアに収容されてしまう話ではあるから、辛いし悲しい内容も多いんだけれど、そんな環境でも人生を楽しみ人間や人生を愛し、希望を忘れない、そんな強い山本さんに本当に勇気をもらえる話。
    戦争による悲しみや理不尽な事柄に比べたら、自分の悩みなんてちっぽでもっとがんばらないとってエネルギーが沸いたし、しんどいことがあっても山本さんのように楽しむ気持ちが溢れ出して周りまで楽しくさせられる人になりたいと思った。

    0
    2025年07月31日
  • ラーゲリより愛を込めて

    Posted by ブクログ

    最後、生き残った仲間たちが行うシーンは涙堪えるのが困難なホド素晴らしい展開でしたー
    本作は2022年に映画化されてるので是非観たいって思える一冊です。

    0
    2025年03月05日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!