押田茂實の作品一覧
「押田茂實」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローするとこの作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
作品一覧
2015/04/21更新
ユーザーレビュー
-
著者は元日本大学法医学教室教授であり、数々の鑑定を手がけた。特に足利事件や、東電OL殺人事件など、有名な冤罪事件のDNA型判定において中心的な役割を果たしたことが多く、あの事件の再審の裏側はこうだったのかと真相を知ることが出来る。
本書を貫くのは、怒り、であると感じた。実際、裁判において著者の鑑定...続きを読むPosted by ブクログ -
微妙だなあ。
微妙ってのは、星三つか四つか。
内容は面白かった、これまでに読んだ、実際に司法解剖等でどういう症状からどう判断するかというところは案外少なく、まさに、DNA鑑定が裁判に利用されることの功罪、利点も含めた法医学を取り巻く状況が中心と言っていい内容。
後半には医療過誤問題も含め、何の疑念も...続きを読むPosted by ブクログ -
著者は冤罪足利幼女殺人事件のDNA鑑定をした法医学の権威。もともと国語が得意な文化系というだけあって前半は横山秀夫ばりのストーリー展開。後半は大災害における遺体処理と医療事故問題。死亡鑑定という仕事の大切さを改めて知る。Posted by ブクログ
-
死体が語る思いを読み取る。
足利事件を始めとするDNA鑑定、遺体に残された創傷といった物言わぬメーッセージを読み取る。それが法医学者の役目だ。
現場検証や死後解剖は厳密に行われるものだと思っていたが、人によっては杜撰に済ませ記録も不十分なままにしてしまうのか・・・。写真がないのは、一般人から見ても...続きを読むPosted by ブクログ