作品一覧

  • 子供を伸ばす一言、ダメにする一言
    4.4
    柔らかい真っ白な心で生まれてくる子供に、正しい生き方を教え導くことは、親に与えられた最大の仕事である。本書は、東宮侍従として浩宮さま、礼宮さまのご教育係を務めた著者が、「子育てとは、心を育てること」という持論のもとに、しつけの名句・禁句をやさしくアドバイスする。しつけの基本となる「ほめ方・叱り方」「対話の仕方」に関する指摘は、母親にとって強い心の支えとなるだろう。

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  • 浩宮さま 強く、たくましくとお育てした十年の記録
    4.0
    1巻850円 (税込)
    《浩宮さまも、はじめは、「パパ」「ママ」であった。幼児には発音しやすい呼び方だから、そのほうが自然だったのである。幼児語からの卒業を心がけるようになってからは、皇室の習慣にしたがって「おもうちゃま」「おたたちゃま」と改めて行った。いずれは、「ちゃま」でなく「さま」になるための段階として――。幼児語にさようならするには、まず周囲がそれを使って語りかけないようにすると同時に、ひとつひとつの言葉について、根気よく言いなおしをくり返して行かなければならない。私は、意識して、そのことに努めた。その他の宮さまの幼児語は、ほとんど、こどものすべてが使う言葉と、同じであった。ブーブー(自動車)、ワンワン(犬)、トット(にわとり)、デチュ(です)、アチュイ(熱い)。宮さまが「ワンワン」と言われると、そのたびに私は、じっとお顔を見て「いぬですね」と言いなおすようにした》(本書「二 楽しかった幼稚園生活」より) 皇室の姿、感動の日常! 東宮侍従として、浩宮さま(現在、天皇陛下)の「ご養育掛り」を約10年間もつとめ、「オーちゃん」と呼ばれていた著者(故人)。当時の日常が、あるがままに、感動の逸話で彩られた本書を、装い新たに、解説を付して、文庫版で復刊致しました。上皇陛下、そして上皇后美智子さまの子育ての姿、浩宮さまの日常に、心が揺さぶられます。「よき日本人とは、よき家庭とは」を考えさせられる一冊です。 〔目次〕■一 幼き日の思い出 私が決意した日/人間として立派に/美智子さまの育児心得ノート/オーちゃん、ごめんなさい ■二 楽しかった幼稚園生活 集団の中で育つ抵抗力/ボク、大きくなりたい/詩情豊かな人に/独立心を育てる ■三 少年時代のご教育 お父さまゆずりの制服/背番号3の浩宮さま/はじめての“ひとり旅”/お母さまとしての美智子さま/三人きょうだいの兄/皇室を継ぐ方として/御所を去る日に ■あとがき ■解説:笛吹雅子〈日本テレビ 解説委員(皇室担当)〉
  • 殿下とともに
    3.0
    1巻704円 (税込)
    「殿下は、私に、笑顔の思い出をたくさん与えてくださいました」 生来のお人柄、長男としての覚悟、周囲への気配り――天皇の幼少期に養育係を務めた元東宮侍従が貴重なエピソードを綴る、心に響くエッセイ
  • 最高の会釈ができる人 上品な生き方のすすめ
    -
    1巻1,300円 (税込)
    最高の会釈とはなにか、人間としての品性、知性、感性はどこから生まれてくるのだろうか。東宮侍従として、皇太子殿下にお仕えした貴重な体験をもとに、真のマナーとは何かについて語る。
  • お母さんの心のまなざし 子供はよい子に必ず育つ
    -
    科学技術が進歩し、物質的には豊かになった現代は、しつけや情操教育、偏差値教育のただ中での進路指導など、子育てでの迷いの多い時代です。しかしこんな今こそ、親の毅然とした教育方針が求められるのではないでしょうか。本書は、元東宮侍従の著者が、浩宮様、礼宮様にお仕えした時のエピソードを交えながら、愛と信念の子育ての大切さを、心を込めて説き明かします。

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  • [新装版]子どものほめ方・叱り方 伸びる子が育つ44のヒント
    -
    子どもは親に何を求めているのでしょう? 親は子どもに何ができるでしょう? 解答のない子育てですが、いちばん大事なことは、親自身が子どもにまねされても恥ずかしくない親になることではないでしょうか。東宮侍従として、今上天皇、美智子皇后、皇太子、秋篠宮などに仕え、現皇太子の養育係を務めた経験、そして自身が5人の子の親として子育てをしてきた経験から紡ぎ出されたアドバイスが満載。親自身ができることとは――幼な子の心を取りもどすこと、発見と感動を大事にすること、言葉の花束を持つこと、ものを書き続けること、小さな我慢を積み重ねること、まず自分から実践してみせること――などが挙げられている。そのうえで、時には子どもから嫌われてもいいと覚悟し、信念を持って叱るときは叱る、ただし「ほめ言葉」は惜しまない。そんな子育てのエッセンスが散りばめられた本。すべての親に自信を与えてくれる、とっておきの知恵の数々。

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ユーザーレビュー

  • 子供を伸ばす一言、ダメにする一言

    Posted by ブクログ

    「自分らしきを大切にした、個性豊かな生き方」もいいけれど、そればかりでなく、ちゃんと「世の中のためになるような、人に喜ばれるような生き方」ができる子に育てたいと思った。身を立て功をたてられる立派な人物を目指したい。自分の親は禁句ばかりだったことに気づいて、心底がっかりしたので、せめて自分の子どもには、心を育てるいいことを言おうと思った。

    0
    2023年08月30日
  • 子供を伸ばす一言、ダメにする一言

    Posted by ブクログ

    皇室の教育係であり、青梅きもの博物館に数々の所蔵品が展示されている浜尾実さんが子育てについての考え方をまとめた1冊。同世代の、特にママさんには必ず読んでみて欲しい本だと思いました。
    数ページ読むだけで、この人の大きさ、愛情の深さは十分に伝わってくる。こんな人と接していたら、人ってどんな風に育つんだろととても安心感を持ちました。
    「この世に存在するあらゆる仕事のうち、母親以上に尊く、人としての喜びを得られる仕事はない。」ほんとその通りですよね。読んでいて、とても気持ちのいい一冊でした。

    0
    2013年08月31日
  • 子供を伸ばす一言、ダメにする一言

    Posted by ブクログ

    内容(「BOOK」データベースより)
    ほめ上手・叱り上手のお母さんは、子供の心を育てます。しつけの基本となる語りかけ方を説く心の育児書。



    人を伸ばす、育てるってのはなかなか難しいものです。
    しかし、着眼点を変えてみれば、たったそれだけでずいぶん大きく変わるんだ。。。
    ということ。
    いい意味でそれを意識して使っていけば、周りも伸びるし自分も楽に!
    実践していくしかないですよね♪

    0
    2010年07月20日
  • 浩宮さま 強く、たくましくとお育てした十年の記録

    Posted by ブクログ

    今の天皇と幼少期をお側で教育?養育?した浜尾さん。
    遠い存在ではあるが
    テレビでお二人のドキュメント?を観たことがあったので読みました。

    一般家庭ではなかなか出来ないよね、と思いますが反対に一般家庭じゃないから出来ないこともたくさんあるだろうなと思いました。

    1
    2025年01月30日
  • 子供を伸ばす一言、ダメにする一言

    Posted by ブクログ

    皇太子殿下・秋篠宮殿下のご養育係を務められ、ご自身も5人の子供を育てられた著者が伝える子供との向き合い方。
    『しつけの禁句・名句』といった形で、いろんなシチュエーションごとに、しつけ方・教え方のコツが載っている。
    「なるほど〜」とうなずくこと多し。大学時代、こういう類の本をよく読んだ。

    0
    2009年10月04日

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