織田博子の作品一覧
「織田博子」の「世界家庭料理の旅」「女一匹」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
読み物として面白い。
あとがきの内容も良かった。
日本で子育てしてると、特に育児本なんか読むと、
そこに書かれた内容と上手くできない自分と我が子を比較して悩んでしまう。毎日とにかく目の前の我が子のことで精一杯で私の世界はどんどん狭くなっていってた。
だけど、この本を読んだら
世界は広いというか、日本や私とは全然違う文化やアイデンティティの中で子育てしている同士(?)の方がたくさんいて広い世界であることと、目の前のことだけに囚われても正解ではないことを改めて気がついた。
・離乳食
その国の文化が出る。モンゴルでは羊肉のスープ、
コンゴ民主共和国ではフランス領だったからバケット、韓国では洗ったキムチ、日本は洗った納豆。
日本は世界に比べて離乳食のルールが厳しい。
でもその理由には日本ならではの良い点が出ているのでは?→食材が豊富、赤ちゃん発達の研究が進んでいる、栄養の知識レベル高い
・お風呂
子供を毎日湯船にいれることが習慣となっている
日本はむしろ少数派。世界では、シャワーで済ませるのは週に1.2回。水がもったいないなどの理由。
また、夜に湯船につけるのは却って寒さで風邪をひくと考えられている国もある。理由は貯水タンクの水を使うので、日中のほうが水が温かい。
日本は、上水道が整備され、水資源も豊富。
現在子育て真っ最中。今までもこれからも悩むことが多いだろう。でも、我が子も私も、お互いに人生で初めての出来事なんだから上手くできなくて仕方ないと思おう。昨日できないことが明日にはできるかもしれない。今までできなかったことが今日初めてできた。それがうれしくて、我が子を思いっきり褒めたら、すごくすごくうれしそうな顔をしてくれた。それを見れて私もまた嬉しくなった。
そうやって、少しずつ前に進んでいこうと思えた。
日本で暮らすなかで、自分のなかにある「ふつう」「あるべき姿」は、世界規模で考えたらむしろ少数派なのかも。自分がいいと思ったことやできることをやればいい。
Posted by ブクログ
乳幼児がいる家庭の方にぜひぜひ読んで貰いたい1冊。
世界25カ国を回った著者・織田博子さんが、3人の子を育てた自身の経験もふまえつつ、世界各国の子育て事情を紹介する漫画。
離乳食やお部屋事情、トイトレに寝かしつけなど子育てで必ずやることをグローバルな視点で切り込んでいく。
イラストがカラフルであたたかい絵柄のため、ほっこりした。
漫画の合間に挟まれるコラムも、漫画で紹介しきれなかったであろう地域の子育てもしっかり調べていて感服する。
子育て中は、どうしても自分の子どもにかかりきりになるため視野が狭くなる。
周りの人やSNSでも他の人の意見を聞くことが出来るが、日本国内のことがどうしても多くなり「こうしなければならない」「こうあるべきだ」の論調になりやすい。
そんな中、この本は(著者がエピローグでも触れているが)世界中の価値観が紹介されているため、視野を広げて今の自分を肯定する土台を作ってくれているように思う。
例えば離乳食において、ブータンでは生後8-9ヶ月頃に唐辛子を与える。
ミャンマーやネパールではお風呂は1週間に1回。
家の中も靴で過ごす地域では、赤ちゃんがいる家庭は子ども部屋では靴を脱いだり、普段の部屋でもモップをかけたりする。
ここにあげた事象はほんの一例だが、地域の慣習や気候によってこれだけ違うのだ。
自分の常識は誰かの非常識とはよく言ったものだが、子育てにおいて「これはこうすべき」ということは案外少ないのかもしれない。
タイトル通りふわっと心がラクになる、ゆるーい漫画なのでぜひ多くの方に手に取ってもらいたい。