自分が新人の頃に読んだ一冊。
当時は深く内容を掘り下げることは出来なかった。
でもロンおじさんのキャラクターは印象に残っていた。
改めて読み返してみると、
経営者としての成功哲学のエッセンスが盛り込まれていた。
特に企業としての理念や戦略について詳しく書かれている。
人が成長する為には明確な目標
...続きを読むが必要なように、
企業にも同じことが言える。
企業も結局は社員という組織の集合体なのだから。
ただ自分の時だけと違うのは、
集合体であるがゆえに意見の相違があるということ。
その一人ひとりの意識の違いを如何に統合するか。
一枚岩となって同じベクトルに進んでいくか。
技術者の自分としては、
自分の手がけたシステムには少なからず誇りがある、自信がある。
ただそれが顧客にとってのメリットにつながるかどうかは別の問題。
優れたシステム=良いシステムではないということ。
「SWOT」自分(自社)の強みと弱み、機会と脅威をしっかりと認識すること、それによって今できること、やるべきことが見えてくる。
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自分は今は経営者ではないので、
理解しづらい個所も多々あった。
なので数年後、もう一度読み直しても面白いかも。