作品一覧

  • がんフーフー日記
    3.4
    1巻737円 (税込)
    佐々木蔵之介×永作博美出演の映画原作! 長年の友人関係にあったふたりは、09年3月に入籍。川崎に新居を構えた。そして1か月後の4月に妊娠が発覚。どこにでもあるような新婚生活を過ごしていた。  ところが、体調不良を訴え続ける妻が検査を受けた同9月、腸に悪性の腫瘍があると、告げられる。リンパ節の転移もあり、第3期だった。そして妊娠9月目で、帝王切開で長男を1481グラムで出産。その後、妻の病状は、徐々に悪化し、抗がん剤治療などの副作用に苦しみ、実家の福島県いわき市に戻る。  友人たちのサプライズパーティーなどもあったが、10年7月に38年の生を閉じた。  「こんな闘病記があったのか」という読後感を思わず覚えてしまう、妻の最期を夫が描き取った「10か月の生の記録」。
  • 夫婦フーフー日記
    5.0
    1巻517円 (税込)
    実話から生まれたまさかの!泣けるコメディ。 作家志望のダンナ・コウタは、本好きなヨメ・ユーコと出会って十七年目にしてついに結婚。直後、妊娠とがんが発覚し、幸せな新婚生活は闘病生活へと様変わる。ヨメの病状をブログで報告し続けるダンナだったが、入籍から493日後、彼女は亡くなった。  悲しみに暮れる一方で、闘病ブログ出版の話が進み、ダンナは念願の本の出版ができると意気込む。しかし、そこへ死んだはずのヨメが現れた。  これは、幻影なのか。現実なのか――。やがて、お互い生きている間には伝えられなかった、それぞれの思いがあふれ出していく。  巻末には、監督と原作者の対談を収録した。

ユーザーレビュー

  • 夫婦フーフー日記

    Posted by ブクログ

    17年間友達で、一年少し夫婦で、9ヶ月母親だった。
    コウタとユーコ、そして生まれたばかりのペー。

    悲しみに暮れる彼の前に現れたのは、死んだはずのヨメだった。

    様々な困難を乗り越え、2人は本当の夫婦になる。
    笑って泣けるジェットコースター・ストーリー。

    とても心が暖かくなる本です。

    0
    2018年03月19日
  • がんフーフー日記

    Posted by ブクログ

    川崎フーフ「がんフーフー日記」小学館文庫(2014)
    17年の友人関係にあったふたりが入籍。川崎に新居を構えた。結婚1ヶ月で妊娠が発覚。その後、悪性腫瘍の発覚。妊娠8ヶ月で帝王切開で長男出産。その後も泣いたり笑ったりと。実話ブログからの本。著者である旦那さんなりに作らせてもらった墓というのがこの本。この世は無常だ、、、、と思う今日この頃。
    *人生の99%の日々がつまらなくて最悪であっても、最後にいい人生だったなと微笑むことができる生き方、そして、人生の99%がサイコーであっても、最後の瞬間はコンナハズジャナカッタと荒れる生き方とどっちが幸せなんだろうか?でも、こういうことって日常ではなかなか考

    0
    2015年02月10日
  • がんフーフー日記

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    映画原作
    もくじ
    まえがき
    第1章はじまり
    第2章闘病宣言
    第3章わさわさする家族
    第4章夢の日々
    第5章生きる場所
    第6章それから
    それからのそれから
    それからの向こう側~文庫版のためのあとがき
    解説 二階堂和美

    0
    2016年01月28日
  • がんフーフー日記

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    がん闘病日記。最近多いよね。ドラマとか映画とか小説とか。がんと闘って負けたけどあなたの人生は素晴らしいものだった!とか美化しているものではなく、生々しく、一進一退の毎日が綴られている。
    闘病って、もちろん本人も苦しいだろうけど、周りの家族もかなり大変だろうと思う。この本では書かれてないけど、治療には当然莫大なお金がかかるだろうし。ブログなので明るく楽しい文体になってるけど、本当は、誰にも言えない、支える側の葛藤がもっとあったんじゃないだろうか。
    ヨメが亡くなった後、どう生きていくのか、どう受け入れるのかがこの本のミソかなあ。一瞬も気を緩めず一緒に戦った毎日から突然、その1本の糸がプツンと切れた

    0
    2015年08月18日
  • がんフーフー日記

    Posted by ブクログ

    闘病ブログから書籍になったノンフィクション。

    結婚、出産、妻のガン発見。怒涛の日々を、ダンナの立場から率直に綴ったもの。

    人望の厚いヨメ。明るく騒がしい闘病生活を美化しているわけでもなくて、必要以上に悲劇にしているわけでもなくて。生々しく、温かく、悲しい本だった。

    ガンという病気は恐ろしい。いつまで続くのか分からない闘病。誰も悪くないのに、本人も家族も精神的にも肉体的にも疲弊していってしまう。

    人は予期せぬ出来事にぶち当たった時、耳を塞ぐタイプと、情報収集に走るタイプがいる。私は耳を塞いで逃げてしまうタイプだけれど、ダンナみたいに、弱音を吐きながらでも本人の痛みに寄り添える強さが欲しい

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    2015年04月03日

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