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  • オーシャントラウトと塩昆布
    4.0
    世界で一番有名な日本人シェフが語る“予約が取れないレストラン”の料理哲学。世界各国で賞賛され、アラン・デュカス、フェラン・アドリアと並んで世界三大シェフに数えられる著者・和久田哲也。1987年オーストラリアで「テツヤズ(TETSUYA’S)」を開店、たちまち予約の取れないレストランとなった。世界中からVIPたちが押し寄せるレストランとなり、各国から出店の誘いが後を絶たなかった。断り続け唯一出店を決めたのが、2011年にオープンしたシンガポール「ワクギン(WAKUGHIN)」だった。ここでも新たな挑戦が続く。一番多くメディアに取り上げられた一品は、「オーシャントラウトと塩昆布」。自然豊かなオーストラリアの食材と、UMAMIを含む日本の塩昆布を融合させた、日本人の感覚ならではの発想だった。料理、食材、サービス、ダイニングカルチャー、海外から見た日本について存分に語った一冊。

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ユーザーレビュー

  • オーシャントラウトと塩昆布

    Posted by ブクログ

     世界的に評価の高い料理人である和久田哲也氏による、ある種の述懐のような新書である。それにしても、世界の三大シェフの一人だと聞かされると、素直にスゲェなという言葉しか出ないところだ。
     それはさておき、この本は上述したように、述懐としてのニュアンスが色濃い。一応、ある程度整理はされているが、脈絡なく話は展開されていて、さまざまな出来事や経験、失敗や考えなどが記されている。
     その意味で、新書としては整理されていないが、一つの読み物としては十二分に面白い。料理の最前線にいる人間の料理作法を知り、経験を知るためには十分な内容だろう。

     新書であるということを思えば、やはり星は四つと評価せざるを得

    0
    2015年07月22日

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