渡邊芳之の作品一覧
「渡邊芳之」の「心理学・入門(改訂版)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「渡邊芳之」の「心理学・入門(改訂版)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
ビジネス・実用
Posted by ブクログ
来年度の共通教育の内容を改めて考え直していました。何にしようか迷ったらまずは基本に帰る,ということで,今年改定された『心理学・入門』を読んでみました。改定前の『心理学・入門』も持っているのですが,流し読み程度で読んでしまっていたので,熟読したのは初めてでした。
正直,面白かったです。何が面白いかって「話が流れている」ことです。
心理学にはいくつか分野があるので,普通の教科書は各分野の専門家の共著という形をとっています。専門分野の先生が執筆されるので,内容の精緻さがある一方,別々の先生が執筆なさることによって各分野の話が比較的独立してしまいます。
他方,本書は2人だけで書いているので,そのような章ごとの独立した感覚が薄く,一つの読み物として読めました。「細切れではなく,「知識の流れ」として心理学の全体像を示すことができたなら,とても嬉しく思います」(はじめに,ⅲ)と書かれていますが,まさに知識の流れとして心理学の全体像が見えてくるように感じました。
そのほかの本書の特徴としては,一つ一つの用語の定義をしっかり書いていることです。渡邊先生はご著書『性格とはなんだったのか?』で定義の大切さに触れておりますが,その表れかなと思いました。
心理学を学びたい,でも分厚い教科書は嫌だ,という方はぜひ本書をおすすめします。
Posted by ブクログ
大学の履修科目の参考書として指定されており、知識を深めたい為に手に取った。
入門書としては少し難解な部分もあったが、性格には2種類(モード性格、性格変容)あることや、私たち日々物事を判断する上で実にたくさんのバイアスがかかっている(認知のバイアス、確証バイアス)こと。
オペラント行動とその条件付け(生き物の自発的行動が学習されることと、その仕組み。)の解説が分かりやすかった。
負の強化(ある行動の結果、褒められるなど良い結果(好子)が得られなくても、嫌な結果(嫌子)をもたらさなければ人はそれに甘んじてしまう)というプロセスは、日常生活至る所で発生しているんだなぁと納得。
例えば、テスト勉強しなさい!と言われるのが嫌で適当に勉強していてわりといい点数を取ったとしたら、それ以降別にサボる訳ではないけど特別力を入れてもっと勉強しよう!とは思わない等。
親にとって子供の姿は、正の強化が望ましいけど、それは親側が上手く褒めたり子のモチベーションを上げる働きかけをしてこそ達成出来ることだも思うから、世の中の仕組みは言うは易く行うは難しだな。