作品一覧

  • リレーミステリ 吹雪の山荘

    リレーミステリ 吹雪の山荘

    小説・文芸

    3.0
    1巻968円 (税込)
    雪の舞う大晦日、山荘村である清沢郷へそれぞれの思惑を胸に人々がやってきた。矢吹駆の痕跡を追うナディア・モガール。山荘村の管理人として出稼ぎに来ていた刈谷正雄。休暇を過ごすために訪れたブッキーこと《私》と、若竹七海。原稿執筆のためにカンヅメを計画している法月綸太郎。幽霊山荘のリサーチに来た、大学生・有栖川有栖。やがて新年へと日付が変わるころ、幽霊山荘を探索していたメンバーは首なし死体を発見する! 次々に不気味な事件が起こる中、彼らは真相を暴けるのか? 豪華キャラクター6人の競演で贈る、本格リレーミステリ!
  • 新・黄色い部屋 犯人当て小説傑作選

    犯人当て小説傑作選

    小説・文芸

    4.5
    1~3巻950円 (税込)
    ミステリ作家たちが工夫を凝らし、読者と頭脳戦を繰り広げる犯人当て小説。その傑作の数々から“読者への挑戦”ものを中心に精選し、全3巻のアンソロジーに集成した。第1巻には名探偵・神津恭介がホテルの密室殺人に遭遇する高木彬光「妖婦の宿」、チーム移籍を控えたプロ野球投手が殺される坂口安吾「投手(ピッチヤー)殺人事件」、黄色い窓の部屋で起きた変死事件を描く陳舜臣「新・黄色い部屋」など全10篇を収録。謎を解く手掛かりは、本文中のあちこちに隠されています。あなたは巧妙な罠に騙されずに推理力を働かせ、真相を見抜くことができますか?/【目次】序文=福井健太/「妖婦の宿」高木彬光/「投手(ピッチヤー)殺人事件」坂口安吾/「民主主義殺人事件」土屋隆夫/「文学クイズ「探偵小説」」江戸川乱歩/「車中の人」飛鳥 高/「土曜日に死んだ女」佐野 洋/「追悼パーティ」菊村 到/「高原荘事件」山村正夫/「新・黄色い部屋」陳 舜臣/「愚かなる殺人者」笹沢左保

ユーザーレビュー

  • 横丁の名探偵 犯人当て小説傑作選

    Posted by ブクログ

    自分で犯人を推理するのは苦手だけど、こういうスタイルの小説は好き。
    今回のアンソロも、どれも面白かった。
    まさに、帯にあるとおり、「貴方も必ず騙される」
    落語調の仁木悦子さん、亜愛一郎シリーズの泡坂妻夫さんにと豪華ラインナップも嬉しい。
    特に、泡坂作品にはのけぞった。まじかーー。
    ということで、『ダイヤル7』が収録の『ダイヤル7をまわす時』を引っ張り出して読み始めることに。

    0
    2026年01月10日
  • リレーミステリ 吹雪の山荘

    Posted by ブクログ

    「肥大した観念の化け物だった。」

    このトーン懐かしいなぁ〜。早く笠井潔の矢吹駆シリーズが読みたい!

    0
    2016年09月10日
  • リレーミステリ 吹雪の山荘

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    登場人物表に「有栖川有栖」の名前があるのに、執筆者の中に有栖川先生の名前だけが無い…だと…(ざわ…)。
    いやいや、各先生方が一章ずつ手がけてらっしゃるのに、何故か法月先生が二章手がけてるじゃないか!この辺にトリックの肝があったりするんでしょーよー!(興奮)と思ってたら。
    中盤で「案の定ルイス・キャロルきたこれ!見立てや!有栖川先生がキーなんやー!」と鼻息荒くしてたら。

    全 然 見 当 違 い だ っ た←本当に悲しかった…

    後書きを読むと、有栖川先生、リレー連載途中で執筆を断られたとのことΣ('_')がーん
    そりゃ途中まで登場するよね…執筆者として名前載らないよね…涙。

    余計な勘繰り(メタ要素の検討とかね…泣)をしたことで、肝心の推理の方はお手上げ状態でした(・・)お粗末…

    さて、アリスショックは置いといて、本編感想\(^o^)/いきまっす

    お馴染みの作家から初めましての作家まで、彼らが生み出した名探偵ORワトソン役の競演が楽しめるリレー作品…という意欲溢れる本作。
    ただ、冒頭で編集部が述べた「これまでのリレー小説の欠陥を少なくすることに努めたルール作りを設定する」ことで、「推理小説としての出来」は及第点をクリアしているかもしれませんが、それはおいても全体的にとっ散らかってる印象はどーしても拭えない。
    複数の作家の競作なんだからそれは仕方ないよな~とは思うのですが、それにしては散らかり方が妙に小さくまとまってた気がする。各章で「謎の焦点をどこに見出すか」が二転三転したりする割には(そもそもそういうルール設定なんですが)、なーんか物足りない。味気ない。うん…この辺の考察は評論家の皆さんが既にやってるかもしれないし、多分お門違いな指摘かも分かりませんが、この豪華なメンツでこんな風に小さくまとまっちゃったのは、ちょっぴり残念な気がするのでした。
    ルールで縛らなきゃ、もう少し弾けてたかもなあ。でも、そしたら推理小説としてイマイチな結果になってたのか…うむ…わからん…←

    と、散々言っておきながらも、何だかんだ楽しめたのは、やっぱり大好きな作家達が大好きなキャラをお互いに動かしあうというリレー小説ならではの醍醐味を味わえたからですね\(^o^)/

    「話し方違和感~!」とか、「そのキャラがそんな考え方するか~?」とか、キャっキャしながらニヤケが止まらない(笑)。これは楽しい!

    特に、笠井先生の硬質な文体の後に来た岩崎先生のダルッダルな刈谷正雄の章ね(笑)。岩崎先生の作品は未読ですが、ちょっと気になっちゃったもん、刈谷正雄(笑)。
    彼の話し方がとても「当世の」(笑)30になる男の話し方じゃなかったのがすごくツボでした(笑)よしんば本作が書かれた80年代後半~90年代の設定としても、ちょーっと無理がある気がする~(^^)法月青年とアリスを「変態」呼ばわりしてたのもグッときました(笑)。

    アリスの扱いが序盤から軽い気がしたのは少し寂しかったのですが、今作で諸先生方に一貫してキャラ濃く描かれてたのは「女たらしセクハラ男」扱いされてた法月綸太郎ですね~(笑)。ちょっと、本物の法月先生こんな方なんじゃないの…と邪推してしまいました(笑)。

    気になったのは、何名かの方が描写してらっしゃいましたが、「とても人を殺すようには見えない…こいつじゃないな」って、探偵に言わせてたこと。それ、探偵に一番言わせちゃいけないセリフじゃないすかね(笑)。

    そして、何といっても執筆陣の最後の解説!
    先生方のお人柄がしのばれて大変に面白く読ませて頂きました(^o^)b

    後に丸投げの笠井先生。
    アリスと法月青年が恋愛関係(笑)にあり、多情な(笑)有栖が不貞を働いたことに憤った末の犯罪ってオチでええんやないの~な、岩崎先生(笑)←酷い(笑)。
    大分昔に書いたものだから自分の解答編どんなんか忘れちったてへぺろ☆な若竹先生。
    笠井先生への惜しみないリスペクトが感じられる北村先生(普通)(誉めてる)。
    有栖川先生が抜けて大変だったよ僕は…いや、もともと執筆遅れてたけどねゴニョゴニョ…な法月先生。
    そして本作が日の目を見ることに寄与した最大の功労者であろう、巽先生(感動)。

    うーん。堪能した。
    星3つにしちゃろうと思ってたけど、このレビュー書いてて「何やかんや言ってすごく楽しめたんじゃねーか」とセルフ突っ込みしてしまったので、星4つです←


    感想で疲れたので引用~(^o^)φ
    雪の舞う大晦日。山荘村にナディア・モガール、刈谷正雄、“私”、若竹七海、法月綸太郎、有栖川有栖らが各人の思惑を胸にやってきた。やがて新年へと日付が変わるころ、幽霊山荘を探索していたメンバーは首なし死体を発見する!吹雪で周囲から隔絶された中、次々と起こる不気味な事件。彼らは真相を暴けるのか?

    0
    2015年02月04日
  • 横丁の名探偵 犯人当て小説傑作選

    Posted by ブクログ

    犯人当て短編のアンソロジー第二弾。前作から時代が下り、70~80年代の作が採られている。携帯電話やスマホがあっては成立し難いトリック、設定が多く、現代の作家には苦労があるなと読んでいてしみじみ。犯人当てだけあって動機は二の次という感じだけれども、その分意外性に振られていてそれはそれで読み応えある。

    0
    2026年01月03日
  • 横丁の名探偵 犯人当て小説傑作選

    Posted by ブクログ

    読者への挑戦、アンソロジー第二弾
    好みのシリーズだが全三巻で終わってしまうらしいので残念

    今回の7作品は有名なものが多く、著者それぞれの短篇集のタイトルになっているものもいくつかある

    中でも中西智明は、絶版文庫の「法月綸太郎の本格ミステリアンソロジー」に収録されている、という事すらよく知られている傑作

    ・仁木悦子「横丁の名探偵」★⭐︎⭐︎
    超短編。トリック1つだけの勝負、やや弱いかな

    ・石沢英太郎「アリバイ不成立」★★⭐︎
    複数の容疑者たちがお互いのアリバイを主張する、と来ればあのパターンだな!
    という予想を覆され★ふたつ

    ・巽昌章「埋もれた悪意」★⭐︎⭐︎
    双子のなぞなぞは知っていたが...
    選者は特にオススメらしいのだがちょっと合わなかったかな

    ・泡坂妻夫「ダイヤル7」★★★
    同じ創元推理文庫に収録されているのに持ってくるかね...
    そちらは積読状態のためスルーしようかと思いつつ読んでしまったが、これが大当たり
    たぶんこの先にこれ以上の作品は無いと確信するほど
    絶妙なタイトル、見事にやられました

    ・岡嶋二人「聖バレンタインデーの殺人」★⭐︎⭐︎
    掌編。こちらも仁木悦子の作品に似たスタイル

    ・中西智明「ひとりじゃ死ねない」★★⭐︎
    読むのは3回目、いや4回目かな
    忘れられない真相、初読なら★★★だけど

    ・今邑彩「時鐘(とけい)館の殺人」★★★
    大好きな作家
    このプロローグ、好きだわ
    やられました×2回

    文庫版はだいぶ修正されているらしいという情報を与えてくれた選者に感謝。未修正版が気になるので探してみよう
    (内容を忘れてしまっていたが、死体発見で思い出した。コレはたぶん読んでいるんだよなあ)

    7作品総合での評価は★★★⭐︎⭐︎


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    2025年12月05日

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