実践的!
【内容】
長年の経験から勝率が向上することが実証されている手法を駆使して為替相場を見極め、対処する方法を示す。
【感想】
非常に実践的だった。これまで読んでいた本はどちらかというとマインド向けだったので、テクニカル的な本書は新鮮だった。
とくに介入時の動きは参考になった。
【引用】
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...続きを読む自分で証拠金の使用限度を設定し、1回の取引に資金の5~10%以上を投入しないようにすることが望ましい。トレーダーはそれぞれ証拠金に関する限度を設定し、できればその限度を取引サイズの10~20%以内に抑えるべきだ。つまり、1~2万ドルの資金に対し10万ドルの取引をひとつ行うようにすることだ。
・相場が現行の方向で現行の動きを続ける確率は、相場がすぐ反対方向へ転換する確率よりも高い。
・当日、相場が一定の方向を中心に動いている場合、翌日もその同じ方向で続く確立が高い。
・日足・週足にて、終値が前のバーの高値近くなら、次のバーの高値がさらに高くなる確率が高い。
・連続して、上げる(下げる)のは平均で4日間。
・トライアングルの騙しのブレークはその後の相場の意図を高い精度で確認している。次の相場の方向が騙しのブレイクとは逆になる。
・ストップはトレーダーが1回のトレードで失っても大丈夫だと考える金額でなく、相場のテクニカル水準にてらして決定しなければならない。
・相場が長い間止まっていた後に動き続けた期間と等しい時間内に新高値をつけないなら、手仕舞いすべし。(5分足)
・介入の可能性が高まってきたら、毎日始めに、現在地から100pipsのポイントに逆指値を置いておく。(ゆっくり進んできたらずらすこと)
→介入と分かれば増し玉(すぐor50-70pips押した所)
→300-400pipsで手仕舞い。(最悪でもストップは置くこと!)