作品一覧

  • 日系自動車メーカーの中国戦略

    日系自動車メーカーの中国戦略

    ビジネス・実用

    -
    1巻2,178円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 研究にあたって、中国国家発展改革委員会総合運輸研究所、エネルギー研究所、上海社会科学研究院など、中国の主だった研究機関にインタビューを実施。これにより、中国政府の経済戦略、中国自動車産業と市場の現状、交通渋滞や排気ガス汚染といった環境問題など、中国が抱える課題を詳細に考察した。 研究者のみならず、実際に中国で事業展開している自動車関連メーカーも執筆に参加。生産現場、中国市場により近い観点で、日本企業の立ち位置、日本企業の課題、日本企業の今後とるべき戦略などを考察している。 ポイントとしては (1)モジュール化が進行しており、部品製造、組み立て工程での利幅は減少しているので、利幅のよいアフターマーケットを意識した戦略が必要。 (2)日系中小部品メーカーは、技術力を生かし、欧米メーカーや華僑企業と提携し、経営リスクを軽減すべき。 (3)ここ5~10年については、環境技術の開発が重要。
  • 中国不動産バブル

    中国不動産バブル

    ビジネス・実用

    3.4
    1巻1,100円 (税込)
    中国の不動産バブル崩壊が幕を開けた。 それは貨幣的な現象に留まらず、金融、行政、政治システムへと飛び火し、やがては共産党統治体制をひっくり返す要因にもなり得る――。 バブル形成から崩壊まで、複雑怪奇な構造をどこよりも分かりやすく読み解く。 【不動産から見える中国社会の歪み】 ●主要大都市の不動産価格が大きく下落 ●開発途上の不動産プロジェクトが次々とゴーストタウンに ●中国政府が不動産開発を熱心に進めた理由 ●共産党幹部とデベロッパーが熱中したマネーゲーム ●別荘にプライベートジェット……賄賂を使って贅沢三昧 ●地方政府が財政危機に陥れば、年金難民が発生する ●海外へと脱出する日本人が急増 ●賃貸市場を敬遠し、マイホームを重視 ●「見栄を張る」ことをやめられない ●統制か自由化か、岐路に立つ習近平政権
  • 世界がおびえる中国と利上げ

    世界がおびえる中国と利上げ

    ビジネス・実用

    -
    1巻330円 (税込)
    中国減速が実体経済と金融の両面から市場を揺さぶっている。利上げ開始が秒読み段階に入った米国の存在が、事態をより複雑化させている。  人民元切り下げの核心は、実は、元危機につながり、さらに米国債売りを誘発する可能性を秘めることをカバーストーリーで解説。また、米国利上げ時期予想を内外の有力エコノミストにアンケートするなど中国の景気減速と米国の利上げの影響を総点検する一大特集です。  本書は週刊エコノミスト2015年9月22日号で掲載された特集「世界がおびえる中国と利上げ」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに 第1部 中国大減速 ・チャイナ・ショックの核心 人民元危機と米国債の爆売り ・日本株 アップル急落が関連企業に波及 ・地方債務 財政にかっての余裕はなし ・一党独裁の限界 政治改革なき市場経済化のジレンマ ・習近平政権 「新常態」の中国の政局「非常事態」 ・スマホ 上期の販売台数は前年割れ ・鉄鋼 中国発「鉄冷え」の危機 ・韓国 リーマン・ショック超える輸出急減 ・自動車販売市場 成長鈍化で外資大手が急減速 ・激震・新興国  ・脆弱な5カ国 資源国の南ア、ブラジルに打撃  ・東南アジア アジア通貨危機以来の通貨安  ・金融政策 景気対策と金融自由化を両にらみ ・プロが注目する!中国経済の実像を知るための統計・指標 第2部 米国利上げリスク ・為替リスク 利上げはドル安の引き金に 元安、円高、ユーロ高へ ・低失業率・低インフレ 利上げの条件は満たしていない ・米国利上げリスク クレジットバブルのチキンレース ・本誌独自アンケート 有力エコノミストの16年末米金利予想 ・コモディティー ドル高、原油安、中国減速の悪循環
  • 中国・ギリシャ 終わらぬ危機

    中国・ギリシャ 終わらぬ危機

    ビジネス・実用

    -
    1巻220円 (税込)
    経済減速や株価急落など、中国経済の不振は底が見えません。ギリシャ支援も問題の先送りに過ぎません。中国のマクロ経済、産業の実態は? ユーロ圏は今後どうなるのか? 疑問に答えます。  本書は、週刊エコノミスト2015年7月28日号で掲載した特集「中国・ギリシャ 終わらぬ危機」を電子書籍としてまとめたものです。 目 次: ・はじめに ・目先の対応で問題解決は先送り    中国4~6月期7%成長の“厚化粧” ・中国   いよいよデフレ突入の衝撃   金融緩和が効かない恐怖   一段と景気が減速する理由   産業の実態    自動車 膨れあがる在庫    鉄鋼 生産過剰続く    スマホ 市場飽和近づく    不動産 一息つくも   株暴落も政府の対症療法で誘導不可能 ・ギリシャ   ギリシャ危機からユーロ圏危機へ   ユーロ圏内の不均衡が生んだ危機
  • 中国大減速

    中国大減速

    ビジネス・実用

    -
    1巻220円 (税込)
    世界経済の牽引役だった中国経済の減速が顕著だ。設備過剰、遅々として進まない国有企業改革、労働力人口の減少、貧富の格差、環境汚染など、課題を挙げたらきりがない。今後中国経済はどうなるか、またそれが世界経済にどのような影響を与えるか――を分析した。  本書は週刊エコノミスト2014年11月4日号の特集「中国大減速」を電子書籍化したものです。 主な内容 ・GDP7%割れ容認の衝撃 ・待ったなしの構造改革 山積する深刻なリスク ・習近平の実像 改革の実行が不可避な経済状態 繰り返せない「失われた10年」 ・金融バブル 民間と地方の債務圧縮に着手 景気急落はらむ綱渡りの運営 ・不動産バブル 下がり始めた不動産価格 地方政府債務と連鎖リスク ・所得格差 戸籍統一、都市化では解決不能 既得権益層に手を付けられぬ政権 ・アリババ上場 外資を引き込む中国の魔法「VIE」 株主権を弱める複雑怪奇な仕組み ・上海─香港相互取引 個人投資家の上海A株購入を解禁 企業統治の向上につながるか ・割安感目立つ香港株 値上がり期待高い有名企業銘柄」 ・続く社会運動弾圧 習近平が強化する言論規制 西側の価値観を拒否 ・香港デモと中国政府 「断固譲歩しない」姿勢が表面化 中国版カラー革命を警戒する政府 ・歴史から学ぶ 日中は常に「政冷経熱」だった ・日中首脳会談 大国意識強める指導部 早期の関係修復は困難

ユーザーレビュー

  • 中国不動産バブル

    Posted by ブクログ

    中国不動産バブル
    著:柯隆
    文春新書 1452

    本書は、中華人民共和国の建国にさかのぼって、中国不動産バブルを論じる書である

    中国の不動産バブルの形成と崩壊は、中国社会に内在する制度的な歪みによるものである

    2021年中国大手不動産デベロッパである、恒大集団が、負債総額48兆円、13兆円の債務超過にて、米連邦破産法15条の適用にて破綻した

    中国14億人の人口を有して、土地資源が不足しており、不動産神話が破綻することは全体ないと信じられていた。

    崩壊のきっかけは2つ
     ①習首席の「家は住むためのものであり、投機の対象ではない」という発言
     ②コロナ禍

    1978 改革・開放政策 計画経済の破綻により、鄧小平は、段階的に経済の自由化を進める路線を選んだ
       土地とは、国が所有するものであり、不動産開発を進めるためには、定期借地権という概念を持ち込んだ

    中国経済、高度成長のピークは、2008年北京オンピック、2010の上海万博のころと思われている

    2001 WTO加盟を機に、外資が中国に進出

    2023.09 中国国家統計局副局長の賀鏗の発言、中国不動産市場は、供給過剰の問題が深刻でいま売りに出されている住宅は14億人が入居してもなお余るという失言からであった

    バブルが崩壊して、多くの個人がローンの返済が難しくなっても、家を売って損きりすることすらできない。
    地方政府が定めた価格以下では販売もできず、差し押さえられて競売にだされてしまうのだ

    鄧小平の白猫だろうが、黒猫だろうが、ねずみをとる猫はよい猫だというたとえで、中国は、経済成長を実現できれば、社会主義だろうが、資本主義だろうがかまわないという方向転換をおこなった。
    それは、毛沢東がめざした、苦しみに耐えて質素な生活をするという路線から決別であった

    不動産バブルのもとになったのは、土地の定期借地権の価格を地方政府が決めていいという所から始まった。
    疲弊していた地方政府の財政を補填すべき土地の価格政策は、腐敗と土地の高騰につながっていく

    地方政府、デベロッパ、シャドーバンクが、土地の価格と吊り上げ、やがてバブルとなっていく

    住宅を販売するには、
     ①高い土地代に利益を上乗せして、さらに高い価格で販売する
     ②上物である建物を手抜き工事をして販売をする  しかなかった

    中国では、賃貸は普及しておらず、法整備も進んでいないことから、不動産を所有するという習慣が根付いている。

    若者が結婚のために、住宅を買うことは難しくなっていく、親から頭金を借りることができるものはともかく、住宅を買えないものは、結婚すらできなくなっていく

    コロナでは、強制的に施設に隔離したり、強制的に移住させられたりした。労働市場を提供していた中小企業の倒産が進み、さらなる失業がすすんだ。また、防護服をきた役人たちが24時間監視するなど中国社会は大きな混乱に見舞われた

    この結果、中国の訪日旅行者は、他の国の旅行者数が回復したにもかわらず、回復していない

    また、コロナ以後は、海外へ移住しようとする中国人が多く、知識層などが海外へ流出している状況である

    選挙による選択や、政策の自助努力がはたらかない。それは、共産党一党独占の政治体制の中でだれも上層部の意見に進言することはないからだ。だから、若者は絶望し、アイデンティティが失われていく。

    <中国最高指導者>

    毛沢東 1945~1976
    華国鋒 1976~1978
    鄧小平 1978~1989
    江沢民 1989~2002
    胡錦濤 2002~2012
    習近平 2012~

    目次
    はじめに 不動産バブル崩壊の幕開き
    第1章 中国の不動産で何が起きているのか
    第2章 土地の公有制と戸籍管理制度
    第3章 地方政府と都市再開発
    第4章 「失われた30年」への道
    第5章 絶望する若者たち
    第6章 貯蓄・消費・投資の特殊性
    第7章 マネーゲームと金融危機
    第8章 イデオロギーの呪縛
    第9章 コロナ禍が遺したもの
    第10章 習近平政権の正念場
    終章 チャイナ・リスクに備えよ
    あとがき
    主要参考文献

    ISBN:9784166614523
    出版社:文藝春秋
    判型:新書
    ページ数:256ページ
    定価:1000円(本体)
    2024年04月20日第1刷発行

    0
    2024年08月28日
  • 中国不動産バブル

    Posted by ブクログ

    不動産バブルを軸に、中国社会に内在する制度的歪みを明らかにすると共に中国のイデオロギーまで踏み込んだ大胆な提言が示された。
    定期借地権を利用した経済発展路線に中国人が持つ特性と慣習が生んだバブルの破綻タイミングと同期したコロナ禍に至る歴史を、中国人の目線で解説されており、中国(人)を正しく理解することもできた。

    0
    2025年02月17日
  • 中国不動産バブル

    Posted by ブクログ

    少し前(2024年4月発行)の本ですが読んでみました。
    中国政府の旅行先規制で中国人旅行客が少なくなったので中国の景気の実態が日本で肌感覚で分かりませんが、実際のところバブルが崩壊したような状況なのでしょうねぇ…

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    2026年03月28日
  • 中国不動産バブル

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    バブルだ、バブルだ、とずっと言われ続けているし、その通りなのだろうけど、なかなかハードランディングにはならない中国。こうなってくると緩やかな独裁というのも悪くないのかなとさえ思えてくる

    貧富の差も凄まじくなっており、中国国家統計局発表のジニ係数は2006には0.49に達しており、2022でもまだ0.47。ジニ係数が0.3だと社会不安が起きないと言われているが0.4を超えると社会は極端に不安定化するおそれがあり、とっくに臨界点を超えている

    ・中国では庶民のことを野菜の「韮」と揶揄することが多い。韮は収穫するとき、根元を残して切って出荷するが、しばらくすると新芽が出てくるので何回も収穫できる。効率がいいという点で、中国の庶民は韮とよく似ているのだ。

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    2024年12月20日
  • 中国不動産バブル

    Posted by ブクログ

    著者は「中国は不動産バブルが崩壊し、デフレに突入している段階だと断言できる」という。しかし、それに「中国が民主主義の市場経済だという前提に立てば」と条件を付けている。ということは崩壊していないと言いたいのか。不明だ。
    データがあまりに少ない。中国の統計データなど信用できないということであろうが、この著者なら推測値ぐらい示して欲しいもの。
    中国が固定資産税をいまだに導入していないというのは重要。さもありなん、ということか。

    0
    2024年08月22日

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