岩本秀雄の作品一覧
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ユーザーレビュー
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これから投信だけでなく、株への投資を始めたいと思い、勉強のため読んだ。
株の基礎用語説明だけでなく、チャートの読み方やファンダメンタル分析の基礎が網羅されているので、この本は株について幅広い基礎知識を学べるお得な本だと思う。
また平易な文章で専門用語だらけでないため、株用語をなんとなくしか知らない私
...続きを読むでも読みやすかった。
以下、特に学んだこと。
(1)EPS(1株あたりの利益)と配当金
・純利益は、税金を引いたあとに残る利益のこと。株主への配当金は純利益から支払われる
・EPSが高い=投資されたお金が効率的に使われ、会社がしっかり利益をあげているということ。配当を支払う余裕がある
・EPSが低い=会社が儲かっていなくて、配当が減らされる危険性がある
(2)PER(株価収益率)とお得な株
・現在の株価は1株あたりの利益(EPS)の何倍に当たるかを示す率
・PERが低い=お得に株を買うことができる
(3)円高・円安と株の関係
・円高で日経平均下落(=株価下落)、円安で日経平均上昇(=株価上昇)の傾向がある
・日本市場は輸出産業(円高になると利益が下がる)のウェイトが高い=日経平均の上下に円高・円安に左右される
(4)源泉徴収と確定申告
・源泉徴収ありの特定口座:株の利益が出た時点で都度税金が引かれる。しかし年間トータルで赤字だった場合は、税金の払いすぎとなるので確定申告で取り戻さなくてはならない
・株の売買の損失は、翌年以降3年間で得られた利益と通算して相殺することができる。これによって税金が安くなる
(5)東京証券取引所と市場区分
・東証一部:大企業
・東証二部:中堅企業
・マザーズ:成長企業(東証1部を目指すベンチャー企業)
・ジャスダック:成長企業(ベンチャー企業)
(6)ローソク足と先行き予測
①ローソク足に隙間がある:上昇や下落の勢いがある
・上昇や下落の勢いが凄い
②突然出現した大陰線と大陽線:反転のサイン
・陽線翌日の大陰線は下落に転換
・陰線翌日の大陽線は上昇に転換
③突然出現した小陰線と小陽線:迷いのサイン
・大陰線翌日の小陰線は迷っている
・大陽線翌日の小陽線は迷っている
④突然出現した長いひげ:底入れや天井のサイン
・下落継続後の長いひげは底打ち
・上昇継続後の長いひげは頭打ち
(7)移動平均線と今後の動き
・短期の値動きを見る:短期の線を見る(5日移動平均線)
・長期の値動きを見る:長期の線を見る(200日移動平均線)
(8)性格ごとの株の売り方・買い方
・順張り:前の高値を抜いた時、もっと上がりそうだから買う
前の安値を割った時、もっと下がりそうだから売る
・逆張り:前の高値を抜いた時、もう上がらなさそうだから売る
前の安値を割った時、もう下がらなそうだから買う
・個人投資家は逆張りが多いとされる
(9)損切り
・損切りライン(下落率)は、利食いライン(上昇率)より低い数値にすること
・見切り千両
(10)空売り
・株価が下がっても儲かるテクニック
・下がる前に売り、下がった後に買うと、差額が利益になる
(11)グランビルの法則と買い時・売りどき
・グランビルの法則:株価と移動平均線との関係を利用した8つのチャートパターンを指します。 実践的に言い換えると、グランビルの法則とは、株価と移動平均線からエントリーのタイミングを見極めようとする手法を言います。
(12)株価と出来高
・株価と出来高で活況度を読める
・期間中に成立した売買の数量のこと。株式の場合、1日、1週間など、ある一定期間内に売買が成立した株数を指す
Posted by ブクログ
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タイトルに嘘がない、優しい株の入門書。本書は、株に興味はあるけれど全く未経験、というような人向けに、株に対する基本的な考えや、専門用語を解説してくれる。一回で全てを頭に入れるのは難しいものの、これを読んだ上で実際に株を買ってみて、運用しながら更なる学びにつなげていきたいと思える。
Posted by ブクログ
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株価チャートの上がり下がりする傾向の詳細が書かれていて、参考になった。
上がりはじめ、下がりはじめする時に本を見返して参考にしている。
Posted by ブクログ
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チャートのポイントを押さえ、分かりやすく説明されている。
また後半部の練習で再度学び直しが出来るのが、とてもありがたい。
またチャートの見方以外にも投資家心理も考えることが重要。
Posted by ブクログ
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株のかの字も知らない、超初心者の私には十分だった
NISAとかを就職と同時に始めようと思って読んでみた
けどちょっと古い本だから、現行の制度と本の内容に相違があったのはしょうがない
Posted by ブクログ
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