相良亨の作品一覧

「相良亨」の「武士道」「本居宣長」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 本居宣長
    4.0
    漢意(からごころ)を否定し、われわれは現に日本人を支えてきた秩序によって生きるしかないという神道論を展開。文芸においては物のあわれを主張した宣長。その思想を追うことは、今日のわれわれ自身を知り、未来に生かすべきものと、同時に克服すべきものも見出すことだと著者はいう。日本思想史に決定的な影響を与えた宣長の本質を鮮やかに浮き彫りにした名著。(講談社学術文庫)
  • 武士道
    値引きあり
    3.0
    “彼は「侍(さむらい)」である”という表現が今日でもしばしば使われる。では、侍とはいかなる精神構造・姿勢を指すのか――この問いから本書は書き起こされる。主従とは、死とは、名と恥とは……。『葉隠』『甲陽軍鑑』『武道初心集』『山鹿語類』など、武士道にかかわるテキストを広く渉猟し、読み解き、日本人の死生観を明らかにした、日本思想史研究の名作。(講談社学術文庫)

ユーザーレビュー

  • 本居宣長

    Posted by ブクログ

    西きょうじ氏の本で、度々登場していた本居宣長とは、どんな人物だったのか。

    漢意(からごころ)を否定し、日本には天照大御神が君とした天皇がおり、それに従うべきと神道論を展開した。

    ありのままに感じ『あはれを知る』ことをよしとし、道理で人を縛る人情にかなわない儒教思想をあしとした。

    漢でそのような思想が発展したのは、神がおらず悪人が多い為だと。

    面白いことに、最近の中国との領土問題を考えると、今にも通じる部分がある。
    コントロールする政府と操られる民衆、コントロールできない政府と自ら動く民衆。
    どちらがどちらかは言わずもがな。

    神道論にはとても共感できないが、日本人がどういう事を考えて、

    0
    2012年09月29日
  • 武士道

    Posted by ブクログ

    難解な文章が多くある。読み解くには何度か読む必要がありそう。武士の歴史を辿るなかで、武士の考え方について触れることができる。

    0
    2013年03月21日

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