柴田明彦の作品一覧
「柴田明彦」の「ビジネスで活かす電通「鬼十則」」「漫画・電通鬼十則」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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ビジネス・実用
Posted by ブクログ
■鬼十則
A.理論、セオリー、方程式を知っているだけでは、、それを使いこなしている人には敵わない。
使いこなすとは理論、セオリー、方程式を自分に引き寄せ、自分の頭で解釈し、自分なりの定義付けをし、実勢の場で何度となく使っていくうちに自分の思考と身体に馴染んでいくようなものではないかと思う。
B.鬼十則
1. 仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない。
2. 仕事とは、先手先手と働き掛けて行くことで、受け身でやるものではない。
3. 大きな仕事と取り組め、小さな仕事はおのれを小さくする。
4. 難しい仕事を狙え、そしてこれを成し遂げるところに進歩がある。
5. 取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは……。
6. 周囲を引きずり回せ、引きずるのと引きずられるのとでは、長い間に天地のひらきができる。
7. 計画を持て、長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる。
8. 自信を持て、自信がないから君の仕事には、迫力も粘りも、そして厚味すらがない。
9. 頭は常に全回転、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ、サービスとはそのようなものだ。
10. 摩擦を怖れるな、摩擦は進歩の母、積極の肥料だ、でないと君は卑屈未練になる。
C.責任三か条
1. 命令・復命・連絡・報告は、その結果を確認しその効果を把握するまではこれをなした者の責任である。その限度内に於ける責任は断じて回避出来ない。
2. 一を聞いて十を知り、これを行う叡智と才能がないならば、一を聞いて一を完全に行う注意力と責任感を持たねばならぬ。一を聞いて十を誤る如き者は百害あって一利ない。正に組織活動の癌である。削除せらるべきである。
3. 我々にとっては、形式的な責任論はもはや一片の価値もない。我々の仕事は突けば血を噴くのだ。我々はその日その日に生命をかけている。
Posted by ブクログ
電通社員(ではなく、電通マンというらしいが)の行動規範とされている“鬼十則”を、元電通マンの筆者が自らの体験と重ねあわせて紹介している。
勝手な想像ではあるが、著者には語るべき内容も、経験も人格も備えており、それを“鬼十則”という切り口で書かれただけなのではないか。
電通マン、なので当然広告業界の話であり、私のような木っ端能吏には全く見聞きすることのない世界であるにも関わらず、著者の丁寧な描写のおかげで説得力に満ちているように思える。基本的な展開としては、著者がバリバリの若手電通マンであったときの“鬼十則”の理解が、自らの成熟とともに変わっていく過程を描かれており、謙遜も兼ねてかなり遠慮気味な表現が多く、失敗談も多い。
しかし、著者の苦労や努力をもとにした凄みが、行間からにじみ出ているような気がした。
最近読んだものとしては、珠玉の一冊であった。特に私とは違い、毎日忙しく働く若いビジネスマンには良い一冊だと思う。
Posted by ブクログ
電通「鬼十則」が生まれたのは1951年のことだそうです。
以来、語り継がれて60年、「鬼十則」の名は、
電通マンならずとも、一度は耳にしたことがあると思います。
本著は、電通に26年間在籍した著者が、
自身の実践を通して至った考察を書き綴った入魂の作品です。
エピソードと関連させながら「鬼十則」を見ていると、
信条には行動を変える力があるのだと改めて感じさせられます。
これまで、知ってはいたものの深く考察したことの無かった「鬼十則」。
改めて見ると非常に尖っていて心に残る。
時代とともに変わっていく価値観の中で、不思議と古めかしさは感じませんでした。
これを機会に暗記して、信条リストに入れておくことにしました。
(機会があれば、ちょっと偉そうに諳んじてみたり。)
この鬼十則は、4代目の社長である吉田秀雄氏が残したものですが、
内容の普遍性もさる事ながら「鬼十則」と、自ら鬼の名を冠しており、
裏返しの愛情がほんのりと感じ取れる点も、
長く鉄則として語り継がれた理由ではないでしょうか。