柴田明彦のレビュー一覧
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■鬼十則
A.理論、セオリー、方程式を知っているだけでは、、それを使いこなしている人には敵わない。
使いこなすとは理論、セオリー、方程式を自分に引き寄せ、自分の頭で解釈し、自分なりの定義付けをし、実勢の場で何度となく使っていくうちに自分の思考と身体に馴染んでいくようなものではないかと思う。
B.鬼十則
1. 仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない。
2. 仕事とは、先手先手と働き掛けて行くことで、受け身でやるものではない。
3. 大きな仕事と取り組め、小さな仕事はおのれを小さくする。
4. 難しい仕事を狙え、そしてこれを成し遂げるところに進歩がある。
5. 取り組んだら放すな -
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電通社員(ではなく、電通マンというらしいが)の行動規範とされている“鬼十則”を、元電通マンの筆者が自らの体験と重ねあわせて紹介している。
勝手な想像ではあるが、著者には語るべき内容も、経験も人格も備えており、それを“鬼十則”という切り口で書かれただけなのではないか。
電通マン、なので当然広告業界の話であり、私のような木っ端能吏には全く見聞きすることのない世界であるにも関わらず、著者の丁寧な描写のおかげで説得力に満ちているように思える。基本的な展開としては、著者がバリバリの若手電通マンであったときの“鬼十則”の理解が、自らの成熟とともに変わっていく過程を描かれており、謙遜も兼ねてかなり遠慮気味 -
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電通「鬼十則」が生まれたのは1951年のことだそうです。
以来、語り継がれて60年、「鬼十則」の名は、
電通マンならずとも、一度は耳にしたことがあると思います。
本著は、電通に26年間在籍した著者が、
自身の実践を通して至った考察を書き綴った入魂の作品です。
エピソードと関連させながら「鬼十則」を見ていると、
信条には行動を変える力があるのだと改めて感じさせられます。
これまで、知ってはいたものの深く考察したことの無かった「鬼十則」。
改めて見ると非常に尖っていて心に残る。
時代とともに変わっていく価値観の中で、不思議と古めかしさは感じませんでした。
これを機会に暗記して、信条リストに入 -
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本書の目的は,電通在籍歴23年の筆者がビジネスを通じて得た知識,経験,知恵を読者と共有する点にある。巷間には「理論,セオリー,方程式」が溢れているが,筆者はそれを自分に引き寄せ,自分で解釈し,自分なりの定義づけをして使いこなす努力が必要だという。筆者にとって,それに該当するものが「鬼十則」だった。「鬼十則」とは,電通の第4代社長・吉田秀雄が1951(昭和26)年に制定した社員の行動規範で,全10条から成る。筆者もさまざまなビジネス・シーンでそれを活用してきたが,重要なのは,「鬼十則」を文字通り鵜呑みにするのではなく,その文意を解釈する点にあるという。
本書は「鬼十則」の1条ごとに1章ずつ構 -
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筆者は電通に23年間勤めた後、独立して、今は人材開発などを手がける。さすがに博識だが、文章の書き方はイマイチ。不必要な比喩などが多すぎる。
<電通鬼10則>
①仕事は自ら創るべきで、与えられるべきではない。
②仕事とは、先手先手と働き掛けて行くことで、受け身でやるものではない。
③大きな仕事と取り組め、小さな仕事はおのれを小さくする。
④難しい仕事を狙え、そしてこれを成し遂げるところに進歩がある。
⑤取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは。
⑥周囲を引きずり回せ、引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地のひらきができる。
⑦計画を持て、長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と