作品一覧

  • 東京ゴミ袋
    4.3
    ゴミ箱というパンドラの箱を開けると、ツーンとした臭いの先に、都市生活者の事情が見えてくる。風俗嬢、ファストフード店、相撲部屋、不法滞在外国人、極道一家、新々宗教団体……のゴミ袋の中に押し込まれたそれぞれの素顔。本音と建前、虚栄心と劣等感が入り交じる欲望の残滓を捉えた写真ルポ。
  • テレビを旅する(小学館文庫)
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    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 今、テレビ画面の前では、どんな生活があり、どんな人生が繰り広げられているのだろう。そんな風景をカメラ片手に全国に訊ね歩いた異色のフォト・ノンフィクション。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 東京ゴミ袋

    Posted by ブクログ

    ずいぶん前の本ですが、中味はというと、東京中の路上に集められたゴミを徹底的に追跡し、場合によっては中味まで見てしまう、という内容です。黒い袋など、中味が何かちょっと覗くのが怖いですが、住んでいる人の生活ぶりがよくわかるこれは立派な社会学テキストです。相撲部屋から出されるゴミに今どきの力士の生活感が漂います。また、夢の島というゴミの集積地にまで乗り込んで、最終処分場とはいかなる所か、とかゴミ問題にまで発展して、人間を鳥瞰的に観察しているレポートです。おもしろかったのは、深夜に軽トラで乗り付けて荷台からゴミを一般の収集場所に紛れこませて捨てて行く夫婦者の徹底追跡など、読んでいておもしろく、また、東

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    2023年02月22日
  • 東京ゴミ袋

    Posted by ブクログ

    風俗嬢のゴミと高級女子学生寮のゴミ、
    そしてそこに入っていた下着の比較、
    全く対比となる結果が面白いです。

    ゴミを見る目も変わってくるかも。

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    2014年02月11日
  • 東京ゴミ袋

    Posted by ブクログ

    新宿コマ劇場,ヤクザの拠点ビル,銀座と上野の靴屋(比較),相撲部屋などから出されたゴミの分析から,現代日本人(書かれたのは80年代だが)を考察するというコンセプト。着眼からして面白いし,小テーマごとの位置づけの上手さ,文章の巧みさに驚かされた。例えば,マンションのゴミあさりという一見バカバカしい取材作業を,1つの探求として意義ありげなフィールドワークへと仕立て上げてゆく。

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    2009年10月04日

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