モタの作品一覧
「モタ」の「片道勇者」「片道勇者TRPG」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
「モタ」の「片道勇者」「片道勇者TRPG」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
ラノベ
ラノベ
ラノベ
少年・青年マンガ
小説・文芸
Posted by ブクログ
ゲームクリアしてないのに読むなんて原作への冒涜だ!というか楽しめる気がしない!と思ってたが、一生積むことになりそうだったので一気に読んでしまった。
うーん、良かった。
片道勇者の世界観自体も素晴らしいな、と再認識させてくれたが、それをきれいに読み物にしてくれたことに感謝しかない。
ゲーム自体は全然遊べてないので、読み終わった後に攻略wikiを見たところ、大体ゲームそのままのストーリーだし、重要どころは大体揃えている印象だった。
それもあって、やっぱりゲームプレイしてた方が楽しめただろうな… というのはあるが、遊んでない人でも頭に疑問符が湧くようなこともなく、キレイに始まり、キレイに終わる。素晴らしい。
ループものでファンタジーで表現は割とグロい、そんな自分好みの要素が詰まった一冊だった。
Posted by ブクログ
うぉぉ…凄い王道!
「ステレオタイプ」の意味ではなく、「王の行い・目標」として。
グランクレストはシステム上、国家運営やその存亡、ひいてはリーダーの生き様・スタイルを描く遊び方になるわけですが…ここまで自らの信念を貫き、そして表現できるとは。
とにかくエルザのぶれない信念と最善を尽くす姿勢にはゲームと言えど感服するものがあります。
ある意味、TRPGというゲームであるからこそできるリアリティがあるとも言えますが…。
戦わない、と言うのは簡単。非殺を謳うのも出来る。でもそれを実際に選択肢、その結果を受け入れる覚悟をするのは困難を極めます。
所詮はゲームなので現実の責任は問われないですが、その架空の世界においてすら、感情移入と他プレイヤーやGMとの世界観の共有によって「選択の責任の重圧」を感じる事になるのが何とも絶妙。
正直、エルザの理想と信念は現実を見ない、自分の夢に他人を巻き込むある意味傲慢なものです。他者の都合や信念・既成概念と衝突するのはもちろん、巻き込まれた者の命すらも危険に晒す(確かにそれが「王道」というものですが)。
皆のためにと思う信念と皆の命を天秤にかける選択。この苦悩が実に素晴らしかった。
もちろん、そこをゲームとして上手くまとめてましたし、臨場感も演出する素晴らしいプレイングでした。あのとんでもない発想や予想できない展開をよくここまで面白くしたもんだと感心する事しきり。
で。
見所ばかりのエルザの「選択」でしたが、やはりクライマックスが良かったですねぇ。単なる綺麗事ではなく、どうしたらいいかを提示・実行する所まで本当に素晴らしかった。正直、泣きそうになるほど。…そこを丸投げするとは思わなかったけどさ!!w
あと、当然のごとくエルザとジェイドのキャラがいいのですが、ナギのロールプレイ(というか中の人)がチョロ過ぎてもうw
確かにプレイヤーとキャラクターは別物だけどさー、もうすっかり残念な子の印象しかないよ!!w>ナギ
おかげでニャンスロットがシブいデブ猫にしか見えない(そうか?)w
何だかんだで非常に面白いシリーズでした。もう終わっちゃうのがもったいなくてしょうがない。もっとエルザ達の国作りを見ていたかったなぁ。
もしくは他のシリーズででもいいので、彼女達の国がどうなったのか描いてくれると嬉しいな、と。
大帝国になってたらビックリw(可能性としてはありえるような。カウントは手に入らないとしても、「混沌」は幾らでもあるだろうし。国民も幾らでもやってくるだろうしー)。
それにしても…クレバー矢野が参加するとラスボス倒しても全然安心できないなぁ…w
いや、やってる事に納得はできるんですけどね?(伏線も張ってるし)
Posted by ブクログ
父王の仇を探して旅する少女君主が、小さな村を救って、紆余曲折あって…魔王になっておりました、と。
中村やにおさんのDX3リプレイ・メビウスが超好きでして、購入。
さて。書き出しの通り、初心者君主(プレイヤーも初心者)がいきなり魔王になってしまうというリプレイ。
そもそもグランクレスト初心者向けに「王様(君主)のロールプレイとは?」を例示するのが目的だった企画のはず。それがどうしてこうなった…。
とはいえ。
「王になる事を目指して王になる」のではなく、「請われて王になる」のも一つの形。
迫害され、困窮している者ならば、迷わず手を差し伸べる。例えそれが人間ではない、魔物であっても。ただそれだけの事を繰り返しているうちに、一つ国が出来、魔物の国の王になってしまった…それが「魔王」の正体。
非常に軽~く選択肢を判断している主人公の君主(PC1)・エルザですが、絶対にブレない軸をもって決断しているのでむしろ安心感さえ覚えます。
そう、このエルザがグイグイ話を進めるので全く中だるみしません。単にポジティブというだけでなく、いかに面白くするか、物語を作っていくかという目標に向かって突き進む感じが非常に好印象。
それに巻き込まれていく他PCやNPCも実に楽しそうに巻き込まれていきます。
特にツンデレ…を目指していたPC3の邪紋使い(アーティスト)・ナギのチョロさといったらもう…w
いや、反目していたキャラがエルザに惹かれていくというシチュは確かに熱いのですが、あまりに早すぎるw 出会う前からデレてるとか、ツンデレとしての矜持がどーのこーのと説教したくなるほどですw
その辺のチョロ可愛さを含めて面白可愛いですけれどもね。
あと、(プレイヤーがあの人なので)相変わらず妙なキャラのデブ猫妖精・ニャンスロット、そしてエルザの相棒であり大事な幼馴染の魔法師・ジェイドの心配症な所もいいスパイスになっています。
とにかく、予想外の展開ばかりが起きるこのリプレイ。アドリブ力が存分に発揮されていますが、これこそTRPGの醍醐味というやつで。
この先、魔王の国がどうなっていくのか、目が離せません。
しかし……クレバー先生は相変わらずキャラに命の危機を背負わせるなぁ…(苦笑)