あらすじ
西から迫る、暗黒の霧。
魔王に造られしその『闇』にのまれた者は誰も還らず、人々は「輪廻の運命」を持つひとりの勇者と妖精に世界の命運を託した。
闇に侵された半獣人の少女、亡国の姫、奇妙な傭兵、異世界の旅人――
輪廻の中で幾多の出会いと別れを繰り返し、やがて勇者は世界の真実に辿り着く。
これは終わりなき戦いに挑む勇者と仲間たちの、次元を超えた絆の冒険譚!
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Posted by ブクログ
ゲームクリアしてないのに読むなんて原作への冒涜だ!というか楽しめる気がしない!と思ってたが、一生積むことになりそうだったので一気に読んでしまった。
うーん、良かった。
片道勇者の世界観自体も素晴らしいな、と再認識させてくれたが、それをきれいに読み物にしてくれたことに感謝しかない。
ゲーム自体は全然遊べてないので、読み終わった後に攻略wikiを見たところ、大体ゲームそのままのストーリーだし、重要どころは大体揃えている印象だった。
それもあって、やっぱりゲームプレイしてた方が楽しめただろうな… というのはあるが、遊んでない人でも頭に疑問符が湧くようなこともなく、キレイに始まり、キレイに終わる。素晴らしい。
ループものでファンタジーで表現は割とグロい、そんな自分好みの要素が詰まった一冊だった。