永山則夫の作品一覧

「永山則夫」の「木橋」「捨て子ごっこ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 無知の涙
    3.4
    1巻1,408円 (税込)
    4人を射殺した少年は獄中で、本を貪り読み、字を学びながら、生れて初めてノートを綴った。―自らを徹底的に問いつめつつ、世界と自己へ目を開いていく、かつてない魂の軌跡として。従来の版に未収録分をすべて収録。
  • 捨て子ごっこ
    -
    1巻1,100円 (税込)
    北国の幼いいのちの、営みと叫びを通して問う生の真実。親に捨てられ、弟を捨てる。貧困におし潰されながらも、勁く生きる子どもたちの姿を透明な抒情のなかに刻む話題の純文学作品集。
  • 木橋
    3.6
    1巻792円 (税込)
    津軽の十三歳は悲しい―うつりゆく東北の四季の中に、幼い生の苦しみをみずみずしく刻む名作「木橋」、横浜港での沖仲仕としての日々を回想した「土堤」、および「なぜか、アバシリ」を収録。作家・永山の誕生を告げる第一作品集。

ユーザーレビュー

  • 無知の涙

    Posted by ブクログ

    後悔は時と共に大きくなる
    永山基準の意味を知りたかった

    親の犠牲だったのではないか と思った

    最期は受け入れていたのだろうか
    改めて思う

    0
    2025年02月14日
  • 木橋

    Posted by ブクログ

    面白く読まされた、丁寧な情景描写と細かいやり取りの筆致、そして内省の声。第三者的語りも読みやすいポイント。
    犯罪的行為や行動は本人の問題なのか、環境の問題なのかというテーマにも通ずる。(変数多すぎて一義的には言えんが)
    次は東京都同情塔読みたくなる。

    0
    2024年04月25日
  • 無知の涙

    Posted by ブクログ

    読後は「ピストル魔の少年」と軽々しく呼ぶ事は憚られる。時代が違いヒップホップに出会っていたら…と夢想せざるを得ない。

    0
    2021年09月01日
  • 無知の涙

    Posted by ブクログ

    文学的ではないとしても、貪り読んだ本の断片だとしても、他のありふれた描写とは一線を画すものがある。例え犯罪者であっても言葉を綴ることは自由で、そこに人権は存在する。誰に媚びることもない不器用で正直な言葉が好きだ。

    0
    2013年09月12日
  • 木橋

    Posted by ブクログ

    重い。苦しい。
    時代背景なのかこんなに苦しい人生ってあるのかと思わせる。自伝なんだよなと思って読む度に辛い気分になる。解説にもあったが、住んでいた街の描写がリアルで余計に苦しい

    0
    2023年08月16日

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