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  • 汚染水との闘い ――福島第一原発・危機の深層
    4.0
    1巻770円 (税込)
    福島第一原発事故の汚染水問題は、高濃度汚染水の漏出が起こるなど、事故発生直後から始まっていたが、抜本的な対策は先送りされ、後手後手の応急対策を重ねるうちに、事態は深刻化してしまった。いったい、どのような対策が講じられ、どのような点が障壁となっているのか。福島原発事故の官邸助言チームの事務局長として最前線での対応に当たった著者が、第一線にいたエンジニアでなければ知り得ない経緯と現状を明かし、今後の課題を展望する。

ユーザーレビュー

  • 汚染水との闘い ――福島第一原発・危機の深層

    Posted by ブクログ

    フクシマの原発事故発生直後、冷温停止が優先される中汚染水が問題になることは既に予見されていた。それがなぜ対策が遅れ未だにめどが立たないのか。計画当初からその実現性が懸念されていた凍土壁は1割が凍らず方向転換をせまられている。行き当たりばったりにしか見えない事故対策は民主党、自民党と継続している。

    空本氏は東大で放射線計測や放射線防護を研究し、東芝時代には原子力プラントの機器設計に携わり、SPEEDIに関する業務も経験していた元原子力エンジニアだ。3月15日に大畠章宏国土交通大臣から「官邸が機能していない。原子力安全委員会も心配だ。バックアップする影のチームを作らなければいけない」と「影の助言

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    2014年08月25日

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