古川和男の作品一覧

「古川和男」の「原発安全革命」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 原発安全革命
    3.5
    1巻865円 (税込)
    原発の安全性には疑問符がつきまとう。とはいえ、すぐに原発をやめるわけにはいかない。現代社会にエネルギーは不可欠で、今の技術レベルの太陽光や風力発電では、とても原発に代替できないからだ。が、このジレンマは解決できると著者は言う。燃料形態を液体に代え、ウランを燃料とすることをやめ、炉を小型化することで、原発は格段に安全になるのだ、と。この方式は今、世界のエネルギー関係者に「福音の原発」として注目されている。

ユーザーレビュー

  • 原発安全革命

    Posted by ブクログ

    原発を賛成か反対かなどと二択思考で不毛な議論をしている人たちに読ませたい。技術の問題は技術で解決する。それが本当の日本の姿。トリウム研究したい!

    0
    2014年04月30日
  • 原発安全革命

    Posted by ブクログ

    評論家の三宅氏が紹介していたので読んでみた
    今までの原子力政策の意図はよくわかったし
    別の発電方式も理論的に有用であることも知った
    ただ原発後の日本ではこういった前向きな手法はとられにくいだろう
    中国とかに先を越されてしまうだろう 
    最近すばらしい技術の報道がなされるたびに
    別の国に先を越されてしまうのではないかと思ってしまうのは
    私だけだろうか
    理論を発展させる夢を大切にする人を応援したいがなんとか
    良い方法はないものだろうか

    0
    2011年10月16日
  • 原発安全革命

    Posted by ブクログ

    放射線の基礎知識は持っているつもりだったけど、この本は結構難しかった。著者は古川和男さんという方。京大理学部卒で、東北大の金属材料研究所でも働いていたことがあるらしい。ネットで調べると、2011年の12月14日に死去されたらしい(84歳)。本書は3.11のあとに加筆修正されたものだから、おそらくは東日本大震災がきっかけで起こった原発事故に対し、義憤真に駆られて本書を修正し、そしてすぐに亡くなられたということだろう。ご冥福をお祈りする。

    原子力活用については、不幸な事実だが原子爆弾としての利用されたのが出発点だ。広島と長崎に原爆が落とされた1945年。太平洋戦争が終結し、世界は冷戦に入る。その

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    2014年03月29日
  • 原発安全革命

    Posted by ブクログ

    宇宙そして地球も核反応システムである。核は自然そのものであり人為的なものとして遠ざけるのは誤りであるという著者の問いは、人が常識だと思っていることが真実とは異なることが多いという事実を思い起こさせる。良識あると思われる人々の語ることは、その時点の空気にマッチしているというのにすぎず、正しいわけではない。
    あとがきで紹介されている西堀栄三郎氏の「技士道」の十五ヶ条は重要。

    0
    2011年05月30日

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