パトリック・ジョセフ・リネハンの作品一覧
「パトリック・ジョセフ・リネハン」の「夫夫円満」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「パトリック・ジョセフ・リネハン」の「夫夫円満」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
アメリカには外交官のゲイもいると「LGBT初級講座」で読んだばかりでした。そうですか、あなた方がそうだったのですね、と、お噂はかねがね状態で読み始めました。
かつて同性愛者と知れれば失職する状態で、やむを得ず隠していた性的嗜好。
今ではそれを披歴し、歴史を動かす側に立った二人。二人で世界を変えると意気込んでいるわけではなく、多くの力の中の一部として、変える側に立つ気持ちがいい。
われわれ(日本人の大勢)が自分自身が歴史の担い手であるという事実を忘れがち(または忘れたふりをしがち)なので、怠りを戒められている気がします。
夫夫円満の秘訣はそのまま夫婦円満の秘訣でもあります。永遠の一日先まで愛し
Posted by ブクログ
大阪・神戸アメリカ総領事館総領事(2011-2014)のパトリックと、その夫エマーソンの夫夫の半生記。
生まれも育ちも年齢も違うふたりの愛と、ゲイライツが主題。
文化的背景や感覚が私とは違うから違和感があったり、ふたりともゲイだからゲイ以外には疎いような気がしたりするものの、穏やかな良書。
ふたりの仲良しっぷりがものすごい。情熱的。
すごいよ。「君は僕の太陽」「昨日より愛してる。明日はもっと愛してる」とか互いに言っちゃうんだぜ。毎日。
のろけやがって。なんなのこの人たち可愛すぎだ。
本書の前半はパトリック、後半はエマーソンが書いている。
パトリックは穏やかで忍耐強く、エマーソンは情熱的な性