この本は健康情報誌『日経ヘルス』で2008~2013年の間連載されていたコラムをまとめたものです。人間のカラダのすごさを6つのパートに分け、胃や味覚、ストレス、心臓、唾液、しゃっくり、あくび、痛み、眠りなどカラダのしくみを、細かく47項目にわたってその
メカニズムを説明。イラスト付きで分かりやすい。
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例えば「ミラーニューロン」について。何、それ?
これは脳の中にある「ものまね神経」とのこと。スポーツ観戦に夢中になっていると、無意識のうちに選手と同じように自分のカラダを動かしていることがありますよね。そんな〝なりきり状態″を作り出すのがミラーニューロンなのだとか。なぜ、そんな機能が必要?
どうやら私たちは、相手の表情や動きを自分に重ね合わせることで、相手の内面を読み取ろうとしているらしい。さまざまな人間関係のやりとりが、ミラーニューロンのような神経活動を介して、身体感覚をベースに成り立っている。私たち施術者にも活かせそうですね。
健康になる最も重要なステップは、自分のカラダに関心を持つこと。細胞レベルで「カラダって、すごい」と教えてくれる一冊です。