作品一覧

  • ジャータカ物語 インドの古いおはなし
    3.4
    1巻847円 (税込)
    おしゃかさまの前世の姿を物語る,インドの古い仏教説話集.「サルと人食い鬼」「どろぼうと宝物」「金のハクチョウ」「あわてウサギ」「カメとハクチョウ」「天下一の弓の名人」「ウサギの施し」「バラモン僧とヘビ」「なくした魔法」など,深い知恵にみちた30のおはなしを選びました.

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  • 仏教 第2版
    4.3
    1巻1,012円 (税込)
    死ねば戒名をもらい、葬儀や法事は仏式で営まれることが多い。私たちの生活の中に仏教は広く深く入りこんでいる。それでいて、私たちは、仏教についてどれほど知っているだろうか。仏教を生んだインドの精神風土、仏陀とその弟子たちの生活と思想を明らかにし、その後の流れの根源と展開を追って、仏教理解に必要な基礎知識を提供する。

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  • ワイド版世界の大思想 第1期〈1〉プラトン
    -
    1~42巻3,300円 (税込)
    ヨーロッパ哲学が誕生してすでに二十数世紀、その間生まれた幾多の作品のなかでも、面白さの点で「対話篇」(国家)は抜群である。そこには知識学や存在学や人間学に関する現代的思索の帰りゆく故郷がある。「国家」の完訳の他、ソクラテスの精神を如実に伝える代表二作を収録。 〈収録タイトル〉 国家/ソクラテスの弁明/クリトン ※この電子書籍は、オンデマンド本「ワイド版世界の大思想」を底本としております。

ユーザーレビュー

  • 仏教 第2版

    Posted by ブクログ

    遠回りをした。

    中村元の「バウッダ」を読んで以来、上座部の解説本を中心に何冊もの本で読んで集めた仏教に関する見識が、
    ほぼこの本1冊にまとめられてる。

    瞑想に関する知識は弱いが、逆に瞑想をするための知識の補強には良いと思われる。

    ともあれ、理のサイドとしてこの本と、混沌サイドとして「蝉丸Pのつれづれ仏教講座」を読めば、仏教の基礎知識は十分そう。

    0
    2018年05月29日
  • 仏教 第2版

    Posted by ブクログ

    名だたる先人たちが、仏教とは?について記してきた。
    この本は、新書サイズで、インド・仏教学の萌芽から、仏教の重要概念や歴史的展開を抑える。当時のインドの思想風土(ヴェーダを基にするバラモン哲学)の中で仏教の”何が違ったのか”を知るのにも、初心者には最適。
    この後に、インド仏教の詳細な内容を知りたければ、『インド仏教史』平川彰に進むと良い。

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    2013年07月01日
  • 仏教 第2版

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    本書の続編が、「お経の話」とのこと。
    仏教について理解する上での基礎的なことが書かれている。

    仏陀について、仏陀以前のインド、仏陀の弟子、聖典の成立など、段階を追っている。
    細かい情報を記載しているが、深入りしすぎることなく、均衡が取れた情報のようだ。

    岩波新書の「お経の話」「日本の仏教」と合わせて3冊読むとよいかもしれない。

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    2011年06月20日
  • ジャータカ物語 インドの古いおはなし

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    釈迦が仏陀となる前のボーディサッタ(菩薩)だったころの説話、ジャータカから、子供向けに30のエピソードを選んで訳出したもの。この岩波少年文庫版は、英訳版を和訳したものを下訳として使用し、それをパーリ語の原文と対照してまとめている。
    ジャータカはインドでも一番古い形を伝える説話集であることが知られ、紀元1世紀には大体今の形になったらしく、イソップ物語やアラビアンナイトにも影響を与えているとか。
    半分以上の話はボーディサッタが主人公。いろんな生き物間で転生を繰り返すインドらしく、毎度違う動物として生まれ、毎度知恵と体格が図抜けた存在として、群れを率いるリーダーとして登場する。ただ、あくまで自然界に

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    2017年07月22日
  • ジャータカ物語 インドの古いおはなし

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    インドの民話って子供時代にそれと知って読んだことがないように思うんですよね。  どちらかというと、それをベースにした仏教説話(今昔物語とか)という形で似たようなお話を読んだような記憶はあるし、奈良は法隆寺の玉虫厨子に描かれた「飢えたトラに我が身を捧げるお釈迦様」の図象で見たことはあるものの、それらの馴染みある物語のいくつかが「ジャータカ」を出典としていることは今回の読書で初めて知りました。

    この本にはおしゃか様の前世の姿、つまりは「菩薩(ボーディサッタ); 後にブッダになる人(生き物)」の物語が30編集められています。  仏教の世界では輪廻転生、要するに生まれ変わるという概念が生きているわけ

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    2012年09月16日

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