作品一覧

  • 日本防衛秘録―自衛隊は日本を守れるか―
    4.0
    1巻781円 (税込)
    防衛省トップとして最前線で指揮を執ってきた著者が解き明かす国家防衛、その真実。日本列島の軍事的価値、中国軍の狡猾な目論み、在日米軍の戦略、北朝鮮のミサイル開発など、激変する安全保障環境の未来を占う啓発の書。冷徹な地政学とリアリズムに裏づけられた知見から、領土・領海をめぐる議論に一石を投じる。国民には見えにくかった自衛隊員24万人の真の姿も明らかになる。

ユーザーレビュー

  • 日本防衛秘録―自衛隊は日本を守れるか―

    Posted by ブクログ

    守屋元防衛事務次官の著作。元防衛官僚としての視点から自衛隊や防衛庁/防衛省の歴史や業務、後回しにされていたことが後回しにされていた事由についてわかりやすい文体で述べられている。
    ただし、シビリアンコントロールと内局の文官優越は何の関係も無い。なぜなら、文中で筆者も述べているように、背広組も防衛庁・自衛隊の一員で有る。で、ある以上、背広組はシビリアンコントロールをする側では無く、制服組と同様にされる側なのだから。(背広組のことをシビリアンと『誤記』されていること以外はとくに問題は無い。
    沖縄の基地返還について、『跡地利用の目処が立たない場合、地元自治体が返還に応じない(返還されない方が、利用価値

    0
    2018年10月14日
  • 日本防衛秘録―自衛隊は日本を守れるか―

    Posted by ブクログ

    現職の防衛官僚にとっては有難迷惑な一冊という気がする。

    元防衛事務次官が、「現場の自衛官の置かれた状況を周知する・改善する」「国民の防衛意識を高めるように啓蒙する」という熱意の下に書かれた本ではある。
    自身の見聞きしたエピソードを織り交ぜながら、防衛省・自衛隊が社会に認められ、法制上の位置づけを確立してきた歴史を振り返る記述は、「秘録」かどうかはともかく、整理されていてわかりやすい。
    なかでも、防衛施設庁の歴史や業務に関する記述は興味深かった。

    現職の防衛省関係者が言いたいことを代弁しているような筆致で、賛否はともかく、フンフン、と読み進んでいった。
    賛否というのは、あくまでも現状の自衛隊

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    2020年07月09日
  • 日本防衛秘録―自衛隊は日本を守れるか―

    Posted by ブクログ

    日本を取り巻く状況の分析から、自衛隊の設立、ここに至る経緯、在日米軍との関係など、様々。

    4年ほど前の本で状況はかなり変わっている気はするが、明快で読みやすい。

    この人、確か問題あって辞めさせられたんだよな、と思ってたんだけど、その時の大臣て、そういや緑の女帝だったなと思って。

    0
    2020年07月10日

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