作品一覧

  • リヒャルト・シュトラウスとホーフマンスタール
    -
    1巻3,300円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 リヒャルト・シュトラウスとフーゴー・フォン・ホーフマンスタール。20世紀初頭のドイツ語圏を代表する作曲家と詩人の共同作業によって『エレクトラ』(1909年)、『ばらの騎士』(1911年)、『ナクソス島のアリアドネ』(1912年、16年)、『影のない女』(1919年)、『エジプトのヘレナ』(1928年)、『アラベラ』(1933年)の6つのオペラが生まれたことは知られている。ふたりの協力関係は1906年に始まり、29年のホーフマンスタールの死まで23年間にわたって続いた。 作曲家と詩人の幸運な出会いはオペラ史のなかでもまれだが、モーツァルトとポンテ、ヴェルディとボーイトの協力関係と並ぶ実り豊かな成果をふたりは生み出した。近代オペラの系統を引きながら、それに対するアンチテーゼを提示し続けたふたりの意識は際立っていた。 ふたりの協力関係を往復書簡と先行研究に基づいて検証し、ふたりが創作した6作品に近代ヨーロッパを代表する芸術であるオペラの頂点をみるオペラ研究の成果。
  • モーツァルトとオペラの政治学
    3.0
    貴族社会から市民社会への転換期に生きた芸術家モーツァルト。彼のオペラの根底には愛と結婚をめぐる新旧社会の規範の対立や葛藤というエロスの問題が横たわっている。その諸相を『イドメネオ』から『魔笛』までの七大オペラを通して読み解く。

    試し読み

    フォロー

ユーザーレビュー

  • モーツァルトとオペラの政治学

    Posted by ブクログ

    モーツァルトの7大オペラを、社会的背景との繋がりから論じた1冊。
    特に、当時の愛や結婚観に焦点があたっています。

    モーツァルトのオペラ関連の本はたくさんありますが、社会的内容を加味した上で、全ての作品を丁寧に見ているのはこの本くらいではないでしょうか。オペラを見る目が変わること間違いなしです。

    ただ、全ての作品の大まかなあらすじを知った上で読まないと理解しづらいところが多いかも…?

    0
    2011年05月18日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!