初期ルネサンスの作品が並ぶセインズベリー翼から始まって、盛期ルネサンス作品を集めた西翼ギャラリー、カラヴァッジョからベラスケス、ムリーリョ、レンブラント、フェルメール、ルーベンスなどが並ぶ北翼ギャラリー、ターナーをはじめとする風景画、ロココ式絵画、印象派まで、オーディオガイドの内容を読むような感じで
...続きを読む作品を楽しむ予習ができる本だった。
まず最初にロンドンナショナルギャラリー設立の歴史や建物の紹介があって、もうこの時点でこの空間に立ちたい気持ちになるし、全部でおよそ100作品が掲載されていて、どれも実際の大きさ、色、筆遣い、額の豪華さとかを生で観たくなるし(開幕予定のロンドンナショナルギャラリー展は61作品)、しかも入場無料(任意の額で寄付ができる)で、これはもうロンドン行くしかない気持ちになった。