作品一覧

  • 習近平暗殺計画 スクープはなぜ潰されたか
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    大手新聞元エース記者が一身を賭けて書いた! 中国駐在10年の敏腕記者がつかんだ、習近平総書記の暗殺計画。それは、腐敗一掃を進めて権力基盤を揺るぎないものにしつつあった習総書記に追い詰められた中国高官が、密かに練った謀略だった――。 驚愕の情報を事実とつかんだ記者に対して、東京の本社から出されたのは前代未聞の特ダネ禁止令だった! いったい読売本社に何が起きたのか? 豊富な経験をもとに描き出す中国の権力闘争の恐るべき暗部。そして、この特ダネをつぶされたことをきっかけに職を辞した元記者が、ジャーナリズムのあり方を問う渾身作。 第一部 暗殺計画から見た中国  第一章 軍事パレードをどう読み解くか  第二章 政変劇が抱える深い闇  第三章歴史的スクープはいかにして生まれたか?  第四章 記者生命をかけたスクープ「習近平暗殺計画」  第五章 スクープ記事をどう読むか  第六章 暗殺計画は本当にあったのか  第七章 見えてきた習近平の対日観 第二部 前代未聞の報道自主規制  第八章 耳を疑った特ダネ禁止令  第九章 突然の帰国指示  第一〇章 特ダネ記者の告白  第一一章 掲載不可、辞表までの攻防  第一二章 新聞記者のカウントダウン ※このコンテンツには印刷版の単行本にある写真は掲載されておりません。
  • 上海36人圧死事件はなぜ起きたのか
    5.0
    2014年12月31日夜11時すぎ――。上海の恒例行事となっていた新年のカウントダウン映像ショーを観るため、観光名所である外灘(バンド)大勢の人々が集まっていた。そこで、36人が死亡、42人が負傷する、群衆の転倒事故が発生した。大惨事となった直接的な原因として、警備や告知の不備などが指摘され、一見、日本で起きた明石花火大会歩道橋事故と似た事件と見られがちだ。しかし、子細に検証していくと、なぜか犠牲者の出身地につじて箝口令が敷かれるなど、幾つもの謎が浮上してくるのだ。当局はいったい何を隠そうとしているのか。読売新聞編集員の著者が、習近平政権の暗部を抉り出す――。
  • 「反日」中国の真実
    値引きあり
    4.0
    1巻440円 (税込)
    なぜ過去に例がないほどに中国で「反日」の嵐が吹き荒れたのか? 抗日から生まれた国家という、共産中国の源流もさることながら、その背景には1950年代の大躍進、60年代の文化大革命など、共産党政権下で崩壊が進んだ社会道徳、1980年代の開放政策以降拡大してきた社会の歪み、共産党内の動揺、既得権益層内部での権力闘争の対立など、中国社会で現在進行するさまざまな動乱要因があった。(講談社現代新書)
  • 中国社会の見えない掟 潜規則とは何か
    値引きあり
    4.4
    1巻390円 (税込)
    特派員が見た中国社会を動かす「潜規則」とは!?真実より優先される面子、法より優先される権力、形だけの裁判、言論弾圧の真実。背景には共産党より昔から社会を覆う掟の存在があった。暗黙のルールが支配する中国の裏側を覗く! 潜規則を知らずに中国は理解できない!
  • 中国社会の見えない掟 潜規則とは何か

    Posted by ブクログ

    中国人と日本人の気質の違いを例えるものとして私が聞いた小話をあげておく。
    自分が男性として、自分の母親と妻と娘との女性3人がいたと仮定して、そこに絶対に勝ち目のない怪獣が現れたと想像してほしい。怪獣は女性3人のうち2人を食べさせろと求めてきたが、1人だけは助けてやると言ってきた場合、母親、妻、娘の3人のうち、だれを助けてもらう1人として選ぶか?
    日本人のほとんどは、娘を助けてもらおうとする。つまり娘を助けるためなら母親と妻は犠牲となってやむなしと考える。しかし中国人は全然違う選択をするらしい。中国人のほとんどは母親を助けようとすると聞いた。その理由は、妻はまた探せばよいし娘はまた新しい妻と作れ

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    2019年02月17日
  • 上海36人圧死事件はなぜ起きたのか

    Posted by ブクログ

    あの時この雑踏事件から数100mのところにいた身として、事件の背景を深く知ることができてよかった。広報不足と雑踏整理の欠如は本当に憎い。

    0
    2018年12月31日
  • 中国社会の見えない掟 潜規則とは何か

    Posted by ブクログ

    この本を読むと、中国を理解するのが、(日本人にとって)どれほど難しいのか
    よくわかります。私も中国で数年働き、業務は中国語で行うが、

    「なぜ、そのように考えるのか?」
    「なぜ、そのように行動するのか?」

    あまりに、日本人のそれと違うので、仕事上でも葛藤の連続である。
    言語の問題というより、(当たり前ですが、、、)文化そのモノが、違うなとつくづく感じていました。

     この著作を読み、「潜規則」に関して、おぼろげながら、理解できるものの、
    その習慣を受け入れることは、到底できません。そして、
    どのように、対処していけばいいのか、、、まるでわかりません。

     ただ、なぜ、中国で文革のような、何千

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    2017年06月06日
  • 中国社会の見えない掟 潜規則とは何か

    Posted by ブクログ

    いつか中国の「不文律」について書かれた本が出てこないかな、と思ったらようやく出てきました。後ろに参考文献がきちんと書かれてる、というのも良いところです。

    よく「経済発展したら民主化が進む」法則があるように思うけれど、中国に限っては全くあてはまらないというのがよく分かる。本書に述べられてる諸問題が解決しない限り、現体制がもし仮に崩れてもまた同じことのくり返しなんだと気づかされる。

    中国を知る上で語学学習は大事だと私は思うけれど、触れてはいけない「不文律」についても知るべきじゃないかと思う。

    0
    2011年09月18日
  • 「反日」中国の真実

    Posted by ブクログ

    「中国通」と言われる人がいます。やたら、中国のことに詳しい。
    しかし、その八割は、なんちゃってです。言葉もあまりできないですし、
    行動範囲も、限られています。

    著者は、数少ない「中国通」です。
    「反日」の構造がよくわかります。
    反日を知ることは、中国の今の政権の状態を知ることです。
    それは、権力争い、そのものの構造です。

    私は政治には、疎いですが、中国で働いていると、必ず、「政治」を考えさせられます。
    中国には、人間関係らしい、関係は、あまりないと思います。あっても、日本のそれとは、だいぶ
    違います。

    あるのは、政治的関係のみです。中国人3人が集まれば政治が始まります。
    協力、協調、、、

    0
    2017年06月06日

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