作品一覧

  • 科学の名著 第2期<1> インド医学概論 : チャラカ・サンヒター
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    1~10巻7,150円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 インドの伝統医学体系はアーユルヴェーダと呼ばれ、今日なおその命脈を維持している。『チャラカ・サンヒター』は二千年にも亙って、アーユルヴェーダを伝えてきた実用的医学書。

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  • デカルト入門
    3.6
    「私は考える、ゆえに私はある」―近代精神の確立を宣言し、現代の知の枠組みとなる哲学の根本原理と方法を構築した近代哲学の父デカルト。コギトの確立に体系の集約点をみるドイツ観念論の桎梏を解き放ち、デカルトの真実の姿を見いだそうとする本格的な入門書である。デカルトの思想を現代的視座からも読みなおす意欲作!
  • デカルト入門

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    デカルトの思想だけにとどまらず、実績全般をざっくりと解説。「我あり」から先についても、どのように考えたのかという道筋をわかりやすく解説してある。

    おもしろかったのはデカルトの考える自由について書簡などから解説してある箇所。
    「我あり」までは同意しない自由としての「無選択の自由」を強調し、以降は「自由意志」を使って先に進んだとの解説は新鮮でした。

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    2020年09月11日
  • デカルト入門

    Posted by ブクログ

     「我思う故に我あり」を一番に思い出す。数学と自然哲学を総合し現代科学の礎を築いたデカルト。このコトバは物事を観るときに一度純粋なコギト(自我)に立ち返ることの重要性を表しているのではないだろうか。まアインシュタインもまた「常識とは成人になるまで集めた偏見のコレクションである」と言ったと伝えられる。
     物事をありのまま曇りなき目でみること、それが明晰判明に繋がるのかもしれない。

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    2013年11月22日
  • デカルト入門

    Posted by ブクログ

    一般にデカルトは「我思う、ゆえに我あり」という言葉とともに、近代的自我の確立者として知られているが、本書は、自然科学をはじめとする近代的学問の方法とその体系の基礎を構築した思想家としてのデカルトを紹介している。

    デカルトは『精神指導の規則』において、アリストテレスの存在論に基づく従来の学問体系からの脱却を図った。アリストテレス以来、学問は「存在の類」に基づいて分類されると考えられてきた。デカルトはこうした発想を退け、数量的関係一般を扱う「普遍数学」という発想に基づいて、新たに学問体系を組織しようと試みたのである。

    ただし『精神指導の規則』では、いまだアリストテレス的な認識論を脱却することに

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    2011年08月19日
  • デカルト入門

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    哲学史の中の重要性はわかった。地形で言えば入江とか湾とか?でも大きな山、何度も登ろう、って感じは、芽生えず。起点としては良いのだろうけど、自分は深掘りしなくてよいです。

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    2023年05月09日
  • デカルト入門

    Posted by ブクログ

    デカルト初挑戦。こんなに多岐に渡り功績を残している人だとはつゆ知らず、コギトを確立した人だとしか認識してなかった。

    ラディカルなて懐疑による徹底的な排除、そうして帰結された考えている私というものは確かに存在するという論理かと。肯定、否定を判断する自由意志は上位に置かれて神の似姿とも表現されていますが、こちらを良心に沿って発揮することがよく生きるということでしょうか。

    まだまだ理解が足りないので、もう何冊か読み込んでみたいと思います。宇宙論、自然科学、幾何学とか理系色強くて少しついていけなかったわ。

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    2022年01月15日

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